2019/02/15(金) 16:47〜17:53 ten.【すでに去年の3倍超…「はしか」大阪で感染急増なぜ】[字]


芋の仕入れや燃料代などを引いた利益は、なんと6割。
>>すごく優秀な方って、
やっぱり相当もうけてらっしゃるわけですか?
>>すごいです。
>>すごいですか。
>>テレビではちょっと言えない。
>>夢がある話ではありますね。
>>実はこの方、
先ほどのご夫婦にも開業のアドバイスを行った、
焼き芋屋さんの開業コンサルタン


トなんです。
この道30年のベテランで、
これまで400人以上の石焼き芋屋さんを育ててきたのだそうです。
>>副業でやる人も増えてきてま
す。
>>焼き芋の人気に火がついたこ
とで、最近、問い合わせの件数も
増えているのだそうです。
しかし、
もちろん誰もが成功するわけでは
ございません。
>>こんな焦げたら。

焼き過ぎだ。
これ、売らんほうがいいわ。
これ売ったら、リピーターは来な
い。
>>加熱した石が放射する遠赤外線でサツマイモを焼き上げる石焼
き芋。
サツマイモは内部の温度が65度から75度の間で、
でんぷんが麦芽糖に変化します。
いかにこの温度帯を長く保つことができるかで、芋がどれだけ甘く
なるかが決まってくるんです。
この温度を保つためには、毎日の気温を考え、微妙に火加減を調整
し、芋をひっくり返しながら焼き
上げる、
そんな熟練の技が必要なんです。
実は、
この芋の焼き方に、
焼き芋ブームのカラクリがあったのでございます。
きょうオープンした、

交野市の商業施設の中にあるスーパー。
開店の準備が進む5日前。
焼き芋専用のオーブンが運び込まれておりました。
実は、
このオーブンが芋の焼き方に大革命を起こしているのです。
>>200度で焼いてるんですね。
で、2段あります。
一度にどーんと入れないで、30
分ずつ、ずらして入れてください。
>>お店のスタッフに丁寧に機械
の使い方を説明しているのは、
電気式のオーブンを日本で初めて
開発したメーカーの社長さん。
ちなみに、
オーブンの上に石が並んでいますが。
石焼きじゃないんですよね。
>>これはあくまでですね、
ディスプレーでね。
ちょっと雰囲気を出すために置い
てるだけですね。
>>社長が最初に開発を手がけたのは、
ガスを使った機械だったそうです。
>>ガスをやりましたところがですね、結局、
ガスって下から一方的な熱で上が
ってくるわけですね。
そうすると、
どうしても上のほうは熱が均等に加わらないために、
プロじゃないとできないという世
界。
>>試作を繰り返し、

1998年に、
電気式のオーブンの開発に成功し
たんです。
電気式のオーブンは、
遠赤外線を使って、
上下2方向から芋を焼き上げるた
め、芋をひっくり返す必要がない
んです。
芋を機械に入れたら、
焼く温度と時間を設定するだけで、
焼き上がるんです。これが人件費の削減にもつながっ
て、
スーパーなどで焼き芋を安く販売することができるようになったの
でございます。
開発初年度、機械を導入した店舗は、
全国で僅か120でしたが、
今は4000店舗まで増えているんです。
>>10年もしたら終わるかなと、
ちょっと予想外でしたね。
>>電気式オーブンが作った平成
の焼き芋ブーム。
しかし、
カラクリはそれだけではございませんぞ。
>>もうこの辺から香りがしてき
ますね。
もう入り口すぐの所に、百貨店の
デパ地下にも、焼き芋の専門店が
今、あるんです。
>>昨年10月にオープンした、
こちらのお店で焼いているのは、