かぜのつもりでいるということが多いわけですね。
だから、本当だったら、かぜひい
たら、
かぜひいた方は、その先行き、ど
うなるかは別にして、
とにかくマスクをして、
当事者がほかにうつさないようにするというね、それが大事だと思
うんですよね。
>>そうですね。
かぜだと油断しないことが大事で
すよね。
>>やっぱり今、お話あったよう
に、はしかと知らないうちに菌を
こう、まき散らしてしまう可能性
があるというのは、
やっぱりこの感染症の怖いところ
で、特にこのはしかについて言い
ますと、まず、
接触感染といって、
同じ菌のついた手で、違う所を触
ると、これで感染する可能性があ
る。
あとインフルエンザやかぜのよう
に、くしゃみやせきなど飛まつで
感染する可能性があるというのは、
同じなんですけれども、さらに、
はしかについてはウイルスがとても小さいので、
空気感染すると。
これが非常に恐ろしいところで、
感染力はインフルエンザのおよそ
10倍あると。
先ほどVTRでも先生、おっしゃ
ってましたけれども、
マスクをしていると、少しはまし
だけれども、
それでも完全に防げるわけではな
いという、
非常に強い感染力ですね。
感染すると、
ほぼ100%の割合で発症して、
こちらのような症状が出るということなんですけれども、一方で、
一度かかると、
二度とかからない。一回かかったら一生、免疫が持続
するということで、今、
日本では予防接種などもだいぶちゃんとされるようになっています
ので、2015年の段階で、
日本にある固有のというか土着のという言い方をするんですけれど
も、もともと日本にあるはしかの
ウイルスはもうなくなりました、
排除ということばを使うそうなん
ですけれども、排除されましたと
いうことで、今、日本ではやって
いるはしかは、
海外からもたらされているはしか
ということ
になるわけですね。
今、どういう形で今、
大阪で警戒が呼びかけられている
かというと、こちらです。
先ほど奥野さんのお話にもありま
したけれども、
あべのハルカスで行われていたバ
レンタインフェア、
ここで感染が広がるおそれがある
とされていまして、
1月の終わりごろに、
ここのバレンタインフェアにいた従業員や利用客が、どうも、
このはしかのウイルスを拾ってし
まったようで、
発症しています。
発症した状態で従業員の方が、
2月に入っても勤務を続けていた
と。
それ、はしかだと分からなかった
ということで、これ、
やむをえないところもあるんです
けれども、
その2月に入って、
このあべのハルカスのバレンタインフェアにいらした方で、熱が出
始めている方、かぜだと思わずに、
一報を医療機関に入れてくださいというのが今、
大阪市が呼びかけている情報です。
あともう一つこれ、
大阪府が呼びかけている情報が、
発症した方が新幹線を利用していましたということで、
2月8日に新大阪から東京へ、
のぞみの340号、そして戻り、
2月10日、東京から新大阪、
のぞみ121号を、
はしかに発症した方が利用されま
したので、もし、
ここに乗り合わせた方がいて、
症状が出た方は、
ひょっとしたらそれは、かぜでは
なくって、
はしかかもしれませんということ
がいわれているということですね。
難しいのはこれ、
どこまで情報公開するかということで、行政の方にお話を聞くと、
情報公開、