>>お座り。
>>静岡県浜松市。
>>うわーっ。
>>住宅街の外れの一軒家で。
>>トーマス!
>>身寄りのない動物20匹を引
き取って、一緒に暮らしている白
井さんご一家。
>>小さいときによくうちでみん
なでスイカ割りをして、フルくん
と一緒に食べるっていう。大体持
っていかれちゃいますけどね、
フルくんに。>>小学校のときに、学校が終わ
って、友達つれて、
フルくんにみんなが乗って遊んだりとか。
>>鴻明君、迅君の成長を見守っ
てくれた馬のフルハートが。>>フル、フル、頑張れ。
フル、立つか。
よいしょ、立って、ほら、立って、
頑張れ。
フル!
>>まじかって。
なんだろう、僕は、
何も考えられなくなっちゃった。
>>やっぱり固まりますよね。
まじかみたいな。
行く道はもう一つしかないんで。>>そして。
相葉は。
狭い一軒家に60匹。
多頭飼育崩壊の現場へ。
>>警戒心が強い。
>>新たな飼い主さんと出会うた
めに。
>>すごい楽になるだろう、
これで。頑張って、お願い。
>>すっきりしましたね。
>>すっきりしたね。
>>さらに。
>>えっ?えっ?えっ?
>>この冬、
日本中で話題になった動物の。>>ほら、見て見て、このサル、
サル、サル。
ありえねぇで!
>>その後を追跡。
>>いた、いた、いた。
>>密着406時間。
>>すげえとこ渡るな。
>>しゃべんないほうがいい?
言わないほうがいい?
脂肪を蓄えてるって言わないほう
がいい?
やめようか、じゃあ、脂肪の話、
やめよう。
>>まずは。
>>ことしの1月。
>>サルの集団が電線の上を綱渡
りのように歩く動画が話題となっています。
>>見て見て見て、これ。
これ見て見て、このサル、サル、サル。
見てこれ。
ありえねぇで。
何匹、何匹、
何匹だで。>>恐ろしいな。
>>上下に2本、幅1メートルほ
どの電線を、
器用に立って渡るサルの数。
30匹以上。
地上から電線までの高さはおよそ
6メートル。
なぜわざわざこんな場所を。
そして、
一番の疑問、サルたちは一体どこ
から来て、どこへ向かったのか?
でも、撮影された映像はこれだけ。
その疑問は解決されていない。ならば、
この綱渡りが撮影された現場に張
り込み。
あのサルたちを追跡。
>>いた、いた、いた。
>>どこから来て、
どこに向かったのか、確かめたい。密着すること11日。
>>30年以上生活しているけど、
初めてだ。>>そして、分かった。
>>あっちのほうから。
>>あっちのほうから?
>>あっちですか?
あっ、行った、行った。>>すげーとこ渡るな。
>>実は、この映像、
ある3つの偶然がたまたま重なったことで起こった奇跡の綱渡りだ
った。
青森県下北半島むつ市。大湊駅から車で1時間。
陸奥湾に面した蛎崎地区。
サルたちが撮影されたのは、
ことしの1月7日。
地元の郵便局で働く横山さん宅の2階のこの窓から。
>>あ、本当だ。
現場の場所だ。
>>見て見て見て見て、これ、
これ見て見て、このサル、サル、サル。
ありえねぇで。