≪美和に触れたい美和を抱きたい≫
≪美和を… 取り戻したい≫
≪そんな劣情にのみ込まれていた≫
待って 遥斗 やめて
私 もう結婚してるんだよだから何？
えっ？
そんなのどうでもいいだろ
ちょっ…
≪奪ってやる≫
≪俺は美和を抱いた≫
≪何度も 何度も≫
≪彼女が壊れてしまっても
いいと思った≫
≪誰かのものになるくらいなら
俺が壊してやる≫
拓馬さん…
≪でも 壊れていたのは
俺のほうだった≫
≪[外:C35C7E6816E10BE8304F2D876426C9E7]
≪「Ｅｔｅｒｎａｌ Ｌｏｖｅ」≫
≪永遠に愛する人…≫
≪勝てない≫
愛してる
≪愛しても…≫
≪どれだけ俺が愛しても
美和は
冬木さんを愛している≫
≪俺が愛されることは… ない≫
≪それでも俺は彼女を…
愛していた≫
（小野）あっ 東雲 おかえりお久しぶりです
（小野）お前さ 帰ってくるなら
前もって言ってくれよな
いきなり「成田です」って言われて
びっくりすんのこっちなんだからさ
すいません ちょっとお小水に
はい はい いってらっしゃい
急に仕事休みになって
飛行機乗っちゃいました
こっちで何か用事でも？
小野さんに会いたくてあぁ～？
ウソつけよ
≪美和に会いたい≫
美和ちゃんのことは
もう吹っ切れたんだろうな？
もちろん
≪ウソ≫
美和は俺のこと捨てたんで
もうどうでもいいです
≪偽り≫
俺は お前の味方だからさ
でも 美和ちゃんもずるいよな
そんだけ部長のこと好きだったなら
お前と
つきあうべきではなかったよ
彼女はきっと １人では
生きられないタイプの人なんだろうな
≪それなら
俺と生きてほしかった≫
でも 神さまは ちゃんと見てる
えっ？
お前を裏切った美和ちゃんは
今 冬木部長に裏切られてる
どういうことですか？
不倫だよ それも社内でえっ？
プランニング課に
前島香織って子がいるんだけどさ
俺の２つ下だから…
失礼します
お手洗いが近くて すみません
俺の２つ下だからだから 東雲と同い年だよ
その子がさ センスもよくて
仕事もすげぇ頑張ってんのよ
どうして その人と冬木さんが…
さぁ？ 誰が誘っても落ちなかったのに
ちなみに 俺も振られた
えっ？
でも まぁ もともと前島さんは
冬木部長に憧れてたみたいだし
まぁ 彼女に言い寄られたら
部長も落ちるわ
≪前島香織が言い寄った…≫
あんな 前島さんはな 仕事…ちょっとすいません
すいません
おい 前島さんは仕事もできるし
美和ちゃんみたいに
ふらふらしてないんだよ
一本 自分の意思を
持ってるって感じでさ
まぁ パーフェクトな子なわけよ
小野さん めちゃくちゃほれてるじゃないですか
えっ？ ばれた？
≪俺の心は浅はかに
そして ぶざまに弾んでいた≫
ちょっと 俺も行ってくるわ
♪♪～
♪♪～
≪もしかしたら
これをきっかけに
美和を取り戻せるかもしれない≫