ホント 頂いちゃっていい?
<
「芝家具という伝統ある国産家具の設計図や→
まだまだ使える道具や機械を→
どなたか 受け継いでいただけませんか?」>
<それは
退去期限の2日前のことでした>
<加藤さんの呼び掛けに
応えたのは→
地元の中高一貫校>
<その 技術の先生と生徒たちでした>
それから
あれ 自動カンナ盤ね。
(
寺西先生) せ~の よいしょ!指 挟まれないようにね。
はい
せ~の!
よいしょ
。
足元
先 どかしたほうがいいと思うよ。
道
作んな。
(
生徒たち) せ~の!
(
生徒) あ~ 引っ掛かってる。
<始まりは
「芝の家」の縁側でした>
<その関わりが
家具職人と→
中高生をつなげたのです>
これは椅子だからな→
横から見たとこが
こうなって こうなんだよ。
それで
上から見る図がこうなんだよ。
(
生徒) あ~…。
(
北野さん) もう1回カーブが違うんだよね。
それで
今度は椅子だから短くなるんだよな 下が。
上は広くなるんだよ
。(生徒) ほ~う そうなんだ。
俺ら
こういうのに対する意識ナメてたな。
<しかし
作業が進むにつれて…>
<北野さんの口数が
減って行きました>
<作業の終わりを待たずに
帰ってしまった北野さん>
<そして
この日を境に→
その姿を
縁側で見掛けなくなりました>
<大きな荷物を引っ張りながら
「芝の家」に向かっていたのは→
ボランティアスタッフとしても
働いている…>
<彼女は
週に1回→
「
たまきランチ」と名付けた昼食会を開いていました>
≪家で料理するんでしょうか?≫
(たまきさん) 家で全部やる。
だから
これ… こんな感じ。
これ全部
。
今回は12~13人分の11種類
。
<料理自慢の
たまきさん>
<ご自宅で調理している様子を
見せてもらいました>
<たまきさんの自宅は
「芝の家」から歩いて10分ほど>
<今は
1人暮らしです>
あ~
全部できるのはやっぱり…→
4時間ぐらいかな
。
<たまきランチを始めて7年目>
<今では 常連さんも大勢います>
<88歳になる宮島さんも
常連の1人>
おかずは3食ぐらいね
作るけど。
<宮島さんは24歳で
この町に嫁いで来ました>
<2人の子供は独立>
<ご主人には先立たれ今では 1人暮らし>
(スタッフ)
今 お1人で不便は ないですか?
ないですね
1人だから 自由だから…。
<たまきランチに参加するための