たった１つの決まりを→
教えてくれました＞
＜「芝の家」の隣に住む宮島さんは→
お茶わん片手に
たまきランチに向かいます＞
≪こんにちは≫
（宮島さん）　こんにちは。
＜たまきランチは

週に１回の顔合わせ＞
＜でも
たまに来ない人がいると…＞
どうしたんだろうって
何か　お加減悪いのかしらって→
思うのが先だから→
やっぱり　遅くても何でもみえたりすると→
あ～
　よかったって思いますよね。
＜
「若い人に　体にいいものを食べさせてあげたい」＞
＜そんな思いで始まった


たまきランチ＞
＜
「ご近所さんを見守る」＞
＜そんな新しい役目も
生まれていました＞
また来ま～す…
。
（スタッフ）　
おいしかった？おいしかった。
おたくは？
　食べなかったの？
＜
「北野さんがいたよ」＞
＜知らせてくれた人がいました＞
あ～　よかった　何かさ最近　全然なかなか…　ねっ。
会わないからね
。会えないからどうしてるかなと…。
足が痛くて
　もう　一日中。
今も…
　今日も今日　初めて出て来たの。
ホント！
　そうか久しぶりだったんですね。
全然ダメだ
　歩けなくなって。
＜北野さんに会えたのは
あの夜以来→
２か月ぶりでした＞
＜北野さんの作業場は→
解体工事が進んでいました＞

＜この町に再び　変化の波が押し寄せていたのです＞
＜老朽化により
「芝の家」の建物も→
解体されることになりました＞
いろんな人が最後の「芝の家」の見納めと→
新しい拠点の体験
っていうのも兼ねて…。
＜年明けには引っ越さなくては
いけなくなったのです＞
＜今年１月
「芝の家」の引っ越しの日＞
（
女性）　邪魔になります？中でね…　鍵当番。
（
女性）　あっ　ホントですか。そうそう…。
＜スタッフだけではなく
利用者も→
手伝いに駆け付けました＞
行きましょう…　ごめんなさい！
＜荷物を運ぶというので
ついて行ってみると…＞
（
女性）　ここに置きっ放しでいいですか？
＜なんと
　ここが新しい「芝の家」＞
＜引っ越し先は
元の場所から歩いて４０歩＞
＜この町に
　「芝の家」は必要です＞
＜港区をはじめ

　関係した人たちがみんな認めてくれました＞
＜おかげで
　近所に新しい場所を見つけることができたのです＞
＜この引っ越しで→
どうしても運びたいものがありました＞
＜それは
　縁側＞
（
女性）　ありがとうございま～す。（女性）　行ける？
ちょっと後ろ
　ちょっと車　通りま～す。
（
女性）　おっ　行けます。
（
男性）　大丈夫だよ。（女性）　やるか　やるか…。
わ～い…
。
＜
「芝の家」には縁側が欠かせません＞
（