2019/02/18(月) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝ボート頼み立ち飲み店石鯛に人生を捧げた男簡単チンゲン菜料理】


◆これちょっと…。
◆あかんって。
お母さんに頼んだというのは、
お母さんちょっと、
うちの息子ちょっと体調悪いんですけどと言うて、
休み、お願いしますって休んで、
釣りに行ってたん?
どこ行きまんの?
◆大体屋久島って多いんですよ。
今の時期は屋久島ばっかり。



◆これは、
こんだけサボってでも仕事サボっ
て、あっちこっち行くんやったら
思い切って
それやったら魚やってしまおうと。◆もうこれ没頭できますからね。
これが飯の種ですから。
◆思う存分釣りをするため、29歳で会社を辞めてお店を始め
た木村さん。
それからは、とにもかくにも釣り三昧。
昭和53年には当時の日本記録と
なる
イシダイを釣り上げ、表彰もされ
ています。
◆嫁はんはどないしてんの?
◆それがもう、いないんですわ。◆いない!?
◆イシダイばっかり行って。
何か…。◆別れたんですか。
それとも、丸っぽですか。
◆結婚する金があったら、釣りに行ってますよ。
◆結婚するぐらいやったら、
もう釣りに行ったほうがいいって。
◆いや、その金があったら。
◆結婚する金があったら。
もう家2軒ぐらい建っとるんちゃ
うか。
◆このイシダイで。
イシダイって、そんな金かかるの

◆かかります。
◆餌も高いし、さおも高いし。

◆全部かかりますよ。
◆うわあ、これ彼女が逃げるとき
に、ぐっと
この針でぎゅっとできへんかった
ん?
◆これが、タイミングがわからん
ねん。
◆そのタイミングがわからへんね
や。
木村さんというのは、イシダイの
権威なんですか。
有名なんですか。
◆超有名。
◆九州から関東から全国的に名前
売れてる。
◆出た!
◆ほんまに冗談抜きで。
◆イシダイのあほで売れてるんで
しょう?
すごいわ。
すごいわ。
◆お客さん1人みえましたね。
あの人も、よう屋久島に行く人ですよ。
◆あの人も?
あれもあほですか。「釣りバカ日誌」。
◆それのために仕事してるみたい
な。
◆こんにちは。
これから行きまんのかいな。
◆きょうは…。

金曜日に帰ってきた。
屋久島から。
◆屋久島に行ってて。
それでまた行くんですか。
奥さんは?
◆奥さんは、もう依存症って言わ
れて。
◆すごい集まりやなあ。
ほな…。◆あの人が一番悪いんやで。
◆木村さんが一番悪いんですか。
◆悪い。関西ではボスやね。
木村さん知らない人いてない。
◆ここで問題。
◆ということで、
イシダイというのは、
「荒磯の王者」と言われるぐらい、
釣るのが、
だから昔は、
今でこそいろいろ、ぎゅっとやったり、
自動的にやったりとかいろいろあ
るじゃないですか、さおもね。
だけど、昔はそんな1本でやって
たら、
もうめったに釣れないので、
幻の魚と言われてたぐらい、
難しい魚なんですよね。
◆これをボンボン釣るというのは、
この木村さんというのは、相当な
方なんです。
この人はすごい人なんです。