この案を紙にして、
公明党に突きつけました。
で、
なんですけれども。
＞＞公明側は？
＞＞公明側は、
これを拒否しました。
なんで？と言いますと、
われわれを信じてほしい、政治はそういうものではない。
そういうものというのは、いちい
ち紙を、
公の党の間で交わすものではない
と言って、
その中でまた２０分間、
沈黙が、両方、
何もしゃべらず、
出席者によると、
続いたということなんですけれど、
その訳は、
公明党からすると、
実はこのスケジュールというのは、
公明党がもともと、慎重な審議、
慎重な審議と言ってまして、公明が求めていたスケジュールなんで
すね。
なんで、日程については、
維新が丸飲みをした形で、案を出
してきたんで、正直、
困ったんではないかと。
＞＞丸飲みだったら困らないはず
ですよね。
＞＞いいじゃないですか。
＞＞で、そこで、
やっぱり、次なんですが、
維新はサインをしてと言ってるん
ですね。
実はこれ、
去年４月に結ばれて、年末、
松井さんが会見で示した文書なん
ですけれど、
これ、公明の支持者からしてみる
と、
なんで、
われわれは聞いてないよと、
勝手に幹部どうしで、
なんでこんな密約ともいえる文書を交わしているんだということで、
支持者から反発が実際、
あるということなんです。
なので２度目、
２回目のサインはできないということなんですね。
あと、もう一つは、
公明党の党内も一枚岩ではないんです。
なんでかといいますと、
国会議員、
府議会議員、市議会議員がいるん
ですけど、
国会議員は、
自分の選挙に、
維新の候補者、今、維新の候補者、
公明党の選挙区には立っていませんので、
公明党の選挙区に維新の候補者を
立てられたら嫌ですので、住民投
票、
維新の言うとおりに住民投票、受け入れたらいいんじゃないかと。
府議会は、別にまあ、
区がなくなるわけじゃないし、もう別に私たち、
どっちでもいいかなっていう形で、
静観なんです。
大阪市議会議員は、大阪市がなく
なりますから、当然反対というこ
とで、党内が３層構造になってる
んですね。
これを意見をまとめる人もいない
と。
まとめられる人もいないと。
＞＞いないんですか？
まとめて、
まとめないとちゃんと話し合いってできないんじゃないですか。
＞＞石田さん、まとめるんですよ、
政治っていうのは。
だけど、
これね、
宮澤くんがさっき指摘したサイン
っていうのはね、これはね、やっ
ぱり、
お金の貸し借りでもそうじゃないですか。
書いてしまうと、
もうそれは証拠になり記録になり、そうなると、
あとから意見、変わりましたと、
でも政党なんて、そんなの当たり前なんですよ。
途中からいろんな意見も出てくる。
でも、８割方納得してねと。
その余地を残しておきたいという
のは、
これは公明党さんだけじゃなくて
ね、どこの政党でもありうる。
＞＞ということはそもそもその合
意文書というのは、そんなに存在
しないものなんですか。
＞＞普通はね。
＞＞普通は？