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2019/02/18(月) 16:47〜17:53 ten.【ノゾキミ!過疎進む“大阪唯一の村”兄弟挑む「村おこし」舞台裏】[字]


息子の誕生日にはケーキを買い、生前と同じように、
家族みんなで過ごします。
>>納骨はしてないんで、
まだ。
息子は家にいますから。
ケーキ食べてお祝いするという。
お酒も飲めるわけですから、お酒も買って。
>>2011年10月、
大津市で当時中学2年生の男子生徒が、いじめを苦に、
自宅マンションから飛び降り、亡


くなりました。
当時、問題になったのは、
隠蔽ともいえる学校側の対応。
いじめの実態も当初は公表されな
かったうえ、
遺族に渡された全校アンケートは、

真っ黒に塗りつぶされていました。
>>何を調べたらいいのか、もが
いてた、
本当にもがいてたよね。
どうしていいかわからへんし。>>その後、遺族の要望などで、
改めて行われた調査により、
自殺の練習など、
せい惨ないじめの実態が発覚。
中学校や教育委員会には、全国で初めて、
警察の強制捜査が入り、
市が再調査のため設置した第三者委員会は、半年に及ぶ調査で、
いじめが自殺の直接の要因と結論
づけました。
この問題をきっかけに、
国がいじめから子どもを守るため、
学校や行政の責務を定めた、
いじめ防止対策推進法も成立しました。
一方、遺族は、息子が自殺したよ
くとし、
自殺はいじめが原因だったとして、
元同級生3人と保護者に対し、
およそ4000万円の損害賠償を
求める裁判を起こしました。
提訴から5年後の2017年には、

証人尋問のため、元同級生が法定
に。
直接顔は見えないものの、
遺族が元同級生の声を聞くのは、
このときが初めてでした。
>>亡くなった男子生徒は、
いじられ役で、
いじることはあった。
>>いじめではなく、遊びだと思っていた。
>>行為自体は認めたものの、い
じめという認識はなかったと、
改めて主張しました。
>>中学2年生のときの声からすれば、
声も太くなって、あぁ、
こんな声になるまで年が過ぎたんだなぁと。
きちっと自分のやったことを顧み
て、
猛省して、謝罪をする、
そんな気持ちになってほしかったんですけど。
>>一方で、大津市は4年前、
いじめと自殺の因果関係を認めて謝罪し、
遺族と和解が成立しました。
>>和解の内容であったり、
そこで書かれている再発防止策と
いうのは、
ご遺族との約束であり、これまで
進めてきました。
>>再発防止策の一つが、
6年前から、
大津市が全国に先駆け導入した、

いじめ対策担当教員。
ほぼすべての大津市立の小中学校
に配置されています。
>>今、
何をされているんですか?>>子どもたちの靴をそろえて、
そして欠席してる子を確認してい
ます。
いじめって本当に、
特別なことっていうよりも、
日常の子どもたちの中で起きるこ
となので。
>>担任を持たず、
各教室の様子を見て回り、
子どもたちの声に優しく耳を傾け
ます。
いじめと疑う事案があった場合、
24時間以内に、
教育委員会に報告することを義務
づけるなどした結果、
いじめの認知件数は、
8年前のおよそ70倍となりました。
>>早期発見、
少しでも子どもたちの気持ちが楽になるように、
早くストップかけてやれるように
っていうのは、動こうと心がけて
ます。
>>しかし、
全国で後を絶たない若者の自殺。
遺族は去年11月、
大津市とともに、


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