ちなみに、
晴れた日の眺望がこちら。
眼下には芦屋市の街並みや、大阪湾が広がります。
さらにその先は、
淡路島まで望めます。
>>ちょっとじゃあ、
褒美をあげよう。>>えっ、ご褒美があるんですか
?
>>最近ね、
私が凝ってる毎日1本は飲む、
飲み物があってね。>>何々?
>>そんな期待されたら困るんだ
けど。
>>いや、どっちかって言うと、
ちょっと恐れのほうです。>>これ。アーモンドジュース。
>>えー!
>>今これ一番あれなんや、
トレンディーなんよ。
>>ビタミンEが疲労回復に。
>>もうちょっと口がさっぱりす
るものが飲みたいな。
ぬるい。
忘れません、この味。
若一さんが背負ってきてくださっ
たこの。
ではここからは、ロックガーデン
の専門家である戸田さんの案内で、
いよいよ万物相へ。
戸田さんは中学生のころから、
数えきれないほどロックガーデン
に登ってきたスペシャリストです。
>>万物相はもう、ここから近い
ですか?
>>たぶん5分か10分か、
そんなもんです。
>>そんななんですか?私が個人
的に一番好きな場所なんですけど、
このコースで。
>>四十数年前に若一さんが感動したという万物相は、
風吹岩から少し引き返した所に。
>>こちらです。
ここここ、
われわれこっちから来たんですけど。
>>こっちから来た?
>>結構険しい所、入っていきま
すね。
おー!
>>見えてきました。
あそこにちょっと、
白っぽい砂場みたいなの見えてる
でしょ。
>>あー、見えます、見えます。
>>あの辺り。
>>わー、結構これ、すごくない
ですか?
>>すごいでしょ。
>>スタートからおよそ2時間。
ついにたどりついた万物相。
若一さんが四十数年ぶりに見たかった景色です。
おー!
すごい!
>>どうして私がここに来たかっ
たか分かるでしょ。
>>分かります。
>>この景観。
>>だいぶ開放感ありますね。
>>これはね、
一回見ないと分からん景観ですよ
ね。
>>花こう岩が風化し、
不思議な地形に変化した万物相。年月がたつにつれ、絶えず風化し
続けていることから、この名で呼
ばれています。
近年では、阪神・淡路大震災で、
数々の花こう岩が崩れてしまったそうですが、今も自然の造形美を
残しています。
反対側に渡ると、
さらなる絶景が望めるということ
で。
>>ここもちょっと、踏み外した
ら。
>>危ないですね。
>>両側にね。
>>本当だ。
おっ、
急に恐怖感出てきました、私。
踏み外したら確かに危ない。>>このね、
この景観がすごいでしょ。
>>確かに。
>>岩そのものがなんか、奇怪な
生き物みたいに見える。
すごい景観やな。
>>うわ、むちゃくちゃきれい。
>>戸田さんはもう半世紀以上、
芦屋のロックガーデンに登ってられて、
一番魅力に感じるところは、どう
いうところですか。
>>やっぱりね、まず一つ近いと
いうことですね。
近いのに、