逮捕劇となりましたが…。
美浦さんの活動自体は、とても立
派なもの。
気取らず、どこか懐かしい雰囲気
のする
城東区のすばらしさを伝えようと、
大好きだった「となりの人間国宝さん」になぞらえ、
国から
区へスケールを小さくして、気になる人やお店など、
細かいローカル情報を発信してい
るんです。
◆何か、自分がいいなと思った人
が、
つながっていくのを、
陰から見るのが好きなんですよ。
◆むちゃくちゃええ人ですやん。
そこが自分がもうかる、
もうからんじゃなくて、
ここはこうやってもうかってくれたり、こことここがコラボして、
何かうまいこといって、幸せな顔
を見てるだけで
幸せ?
◆そうです。
◆奥さんは何かおっしゃってない
んですか。
◆いえ、いろいろと言いますけど、口を出して、後から
文句言われるよりかは、
好きなことをやってということを
言ってくれています。
◆最終的な夢というのは何ですか。
◆一番最後ですか。
いや、でも…。
◆ここで問題!
◆なかなかおもしろい方がおられ
まして。
めちゃくちゃいい人です。
別に、あれをやったからといって、
お金になるかというと、ならない
ですから。
町のよさを伝えるためにいろいろ
やっておられるんですが、その美
浦さんでございますが、野望がご
ざいます。
それは一体何でしょうか。
リンゴさん、いかがでしょうか。
◆もう、ああいうふうに城東に根
を張って
やっているということがある以上、そういう関係のことやと思うんで
すよ。最初、手始めに市会議員から始ま
って、国政に行く。
◆すごい野望。
◆城東を地盤に城東、地盤の方、
ドキドキしているでしょうね。◆時々、何よりも、もう利益では
なくて、地元を愛していますから。◆地元愛やから。
◆そういう方が、国政に出ていく。何という大きな野望。
◆遅いか、
もう40やったら。◆遅くはないですけど。
違います。
そこまで大きな野望ではございま
せん。
もう少しちっちゃめでございます。
円さん、いかがでしょうか。
◆まあ、さっき言うてた人間愛という、
だけど、この「となりの人間国宝
さん」も、
僕、そうやと思うんですよ。
本家のほうも。本家も、何をというか、
いろんな職業であったり、いろん
なことを職人さんであったり、
芸術家だったり、音楽家だったり、
いろんな人いるんだけど、最終的には人間愛、その人の生活であり、
そういうところから愛を表現して
いくというのが
僕はテーマだと、
僕はそう思ってやってるんです。この野望ですから、人間愛だけじ
ゃなくて、例えば、それが、
植物であったり、
魚であったりとか、全ての生物に
対する、
愛に
発展していって、最終的には、
まあ、
何というんですかね、
例えばウミガメの産卵している涙
を
そっと拭いてあげるとか、
そういうような…。
◆ウミガメ、おるの?
城東区に。
◆それが問題やないです。
おったとしたら。
◆おったとしたら、涙を拭いてあ
げるような、そういう非常にロマ
ンチックであり、
メルヘンチックなものを目指しているんじゃないでしょうか。
◆円さん、直訳すると、円さんが
言いたかったことは、
ウミガメの涙を拭きたいというと
ころに
ポイントがあったわけですね。