用する仕組みでして、植物に関し
てはちゃんとしたルールがある。
一方で、この家畜、動物に関して
は、
そういう権利を誰それに持ちますというようなルールがきちんと出
来ていないので、勝手にいろんな
所に持ち出されてしまうおそれが
あるということで、今、この家畜
の先ほどあった遺伝資源というの
を、持ち出さないようにする、明
確なルールはなくって、事実上、
自主規制だけに任されている状態
ということで、つい今月ですね、
農水省でこの和牛遺伝資源の管理
に関する検討会を始めたというと
ころなんですけれども、これも、
いついつまでに結論を出して、
何かを作りましょうという時限を
決めることができなくて、
ちょっとあまりにも難しい問題な
ので、
じっくり検討しましょうかという
ことで、
やっと着手したところということ
なんですね。
>>守っていきたいですけどね。
>>守っていきたいですね。
まさに先ほどからお話あるように、
この和牛というのは、
日本が何百年という時間をかけて、
まさに歴史そのものですから、
これをなんとか保護していくとい
うことを考えないと、
今後大変なことになるということ
がいえると思います。
>>では続いて、平成の終わりを
感じさせます。
>>今週日曜日の天皇陛下在位3
0年の式典を前に、
きょうから記念硬貨の引き換えが
始まりました。
そして、
記念事業は関西の意外な所でも。
>>ご在位30年。
菊の花が描かれているのが、
きょうから引き換えが始まった記
念の硬貨。
平成の時代が終わってしまうとい
うこともあって、
金融機関の引き換え専用の窓口に
は、
営業が始まった直後にもかかわら
ず、並んでいる人も。
>>もう最後ですからね、いい記
念になると思いました。
>>これで平成がね、
ってことなんかなとか、次、
替わるのかなとか、そんな気持ち
になりました。
>>天皇陛下が即位されて30年。
そしてことしは最後の年。
全国で合わせて500万枚発行さ
れる、この記念硬貨。
表には馬車、
裏には天皇家の家紋である、
菊の紋章が描かれています。
この馬車は60年前、
天皇皇后両陛下のご成婚パレード
で使用されたもの。
記念硬貨は、
全国の銀行や信用金庫などで、現金500円と交換できるというこ
とです。
一方で、
大阪・梅田の百貨店で開かれてい
るのは、
天皇皇后両陛下のご成婚60年を
記念する写真展。
展示されているのは、
貴重なご結婚当時や、
お2人が被災地などで公務に臨ま
れる様子の写真など、およそ15
0点。
また、
こちらの一枚は、
両陛下とご家族の満面の笑顔が印象的な写真。
10年前に撮影されたものです。
>>もう、
なんかちょっと、涙が出そうです。
感動して。
>>平成元年生まれなので、
平成とともにこの天皇さまと生きてきたなっていうので、興味があ
って来ました。
>>各地でお祝いムードですが、
実は、
私たちの身近な所でも。
>>ホッキョクグマを見ることが
できる大阪市の天王寺動物園では、
天皇陛下在位30年の記念式典が
行われる次の日曜日に合わせ、
入園料が無料になるんです。