2019/02/21(木) 20:15〜20:45 所さん!大変ですよ「摩訶(まか)不思議!“見えない世界遺産”の謎」[字]
先生は間違ったこと 言えないのでね。そうですね。
所さん 佳乃さん。
はい!
はい。
そうですね。
何ですか? 世界遺産の。
日本では 1993年に→
姫路城や法隆寺が
登録されて以来→
今 日本国内で
登録されている→
世界遺産 22。
22あるんだ。はい。
文化遺産と
自然遺産を合わせて 22。
自然遺産もか。
そうなんだ。
所さん 佳乃さん。
何?
世界遺産が大変なんです。
何が大変なのよ。
こちらです。
何だろう。
ちょっと違うんですけれども
問題になってるのは大阪なんですね。
…をはじめとする古墳群を→
今年 世界遺産に登録しようとしているんですが→
大問題になりました。
何?
それがですね…
何で?謎を追っていきますと→
知られざる世界遺産が抱える事情が
浮かび上がってきたんですね。
まいります。 所さん! 大変ですよ。
見えるじゃん!
ディレクターは 古墳群の→
世界遺産登録を目指している大阪へ。
これ 何か勉強したな
学校のとき。
ユネスコへの推薦も終わり
街は大盛り上がりだ。
やったど~!
イエーイ!
早くも 観光客を当て込んで
こんな店まで現れた。
古墳に関係あるもの ある?
すでに さまざまな古墳グッズが製造 販売。
世界遺産になれば 大阪府全体で→
1,000億円を超える→
経済効果が期待できるという。
へえ~!
ところで 見えない世界遺産とは
どういうことなのか?
古墳のある堺市の役所を訪ねると
展望スポットに案内された。
こちら 目の前が…
ところが…。
なんと 古墳の代名詞ともいえる
鍵穴を見ることができないというのだ。
聞けば 仁徳天皇陵は全長486m。
その全体像を見るには→
東京タワーに匹敵する
高さ300mほどの展望台が→
必要なのだという。
しかし…。
そうなんですね。
世界遺産ゆえの制限が立ちはだかる。
一体 どうしたらいいのだろうか?
堺市の隣にある羽曳野市でも→
巨大すぎて見えない
古墳問題が起きていた。
そこで…。
(取材者)秘密兵器? 何ですか それ。
すると 現れたのは…。
(取材者)何? あれ。
何?
あの形…。
(取材者)何ですか? これ…!
(取材者)ドローン!
実は これ 見えない古墳の姿を→
ドローンカメラの映像で見せようという→
プロジェクト。
早速 その映像を確かめる。
(取材者)堀が見えてきましたね。
高度150m以上の→
ドローンの飛行は→
航空法で禁止されているため→
古墳全体が ふかんで見える高さまでは
上げられないという。
(取材者)大きすぎる…。
はい。
何だ? それ。 何だ? それは。
ここでディレクターに ある疑問が。
対象となるものを
見ることができなくても→
世界遺産となりえるのか?
そこで 世界遺産事情に詳しい専門家に聞いてみた。
見えなくてもいい。 とはいえ→
見せられるものがなければ→
観光客は期待できない。