毎日のように一緒ですね。
（ほんこん）「面白いな」が多いな。
付き人のような→
友達のような　不思議な関係。
そうですね。かばんも持ってたし→
もう　全部　やってましたね。

で　次　大阪でオーディションする時に→
何か新しい　小室さんが考える
音楽ユニットの時に。
そうそうそう。
女性ボーカルを探したいという事で。
全国オーディションツアーを
回るんですよ。
「マーク　ＭＣやって」
って言われて　ＭＣやってて。
それで　大阪で
落ちた子なんですよ。書類選考で。
それが　福岡のイベントで
ステージに上がってきて→
ステージから
バランと落っこっちゃって。
また　はい上がって
こう　歌いだしたのがＫＥＩＫＯだったんです。
（てつじ）ええ～っ　すごい。
だから　ほんとに→
１回　落選して。
ほんで　納得できずに福岡へ行って→
ステージから落ちて。
あんまり暗くて見えへんかったから落ちて。
また　はい上がってきて


また　普通に歌って。
そしたら…
「面白いね」とかって。
で　ｏｒａｎｇｅというユニットを→
マークとＫＥＩＫＯでｏｒａｎｇｅっていうユニットを→
組む予定やったんですよね。
そうそうそう。
僕たち　「よし来たぞ　２人で」
って思ったら。
いきなり…
「俺も入る」。「この曲は僕も入る」。
で　ｏｒａｎｇｅが　ｇｌｏｂｅに
なっちゃったんですよ。名前が。
で　デビューするんですけど。
（一同）ええ～っ。最低なの　ミリオンは。
絶対なの。
どのスポンサーも　みんな→
小室さんに言ったら
この曲　これはミリオン。
で…
いかない。いかず。　いかず。
「Ｆｅｅｌ　Ｌｉｋｅ　ｄａｎｃｅ」９８万枚。
「Ｊｏｙ　ｔｏ　ｔｈｅ　ｌｏｖｅ」９７万枚。
わっ　落ちた　みたいな。
で　「ＳＷＥＥＴ　ＰＡＩＮ」９８万枚。
あかん。
いかない。
プレッシャー
プレッシャーで　ロスでレコーディングしたのが→
「ＤＥＰＡＲＴＵＲＥＳ」だったんです。

これが…
やっと。　そのロスで→
レコーディングしたスタジオがすごかったんでしょ。
その中で
いちばん大きなスタジオで→
小室さんが　こう　やっていて。
そこで　「ＤＥＰＡＲＴＵＲＥＳ」が生まれるんです。
すごい時代。　何か　僕ら→
遠目から見てるぐらいなんですけど。
あの時代ね　ほんこんさん　一緒に
東京とかで仕事したんですけど。
何か　簡単に
曲を作ってるようなイメージで。
（ほんこん）そうやねん。
何か　もう　湧き出てくる感じで。
いや
結構　大変なんで　ＫＥＩＫＯちゃん…
体調管理できなくて。
だって　普通のホテルのＯＬさんだったんだから。
そうですよね。
それが　もう　いきなりスターダムに上がっちゃって。
それで　４枚目で
プレッシャーで　風邪ひいて。
楽屋から出てこなくて。
ええ～っ。
で　行って　部屋　電気消して
ローソクとか付けてちょっと雰囲気を出して。
「ねっ　鳥が歌うように
歌えばいいんだよ」みたいな事言ったら→
歌いだしたら　ちょっと

ハスキーな「ＤＥＰＡＲＴＵＲＥＳ」が→
生まれるわけですよ。
それを　マーク・パンサーが→
ローソク　火　付けて。
キャンドルですか？
「大丈夫。
自信を持って歌いなよ　ＫＥＩＫＯ」みたいな事をね。
そう。
＜　そして　小室哲哉の生活は→
次第に　異次元のレベルに到達する。＞