2019/02/27(水) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝琵琶湖に来る白鳥を愛する女性▽100周年キューピーうんちく】


コハクチョウに感動し、コハクチョウを
愛する会をつくりました。
それ以来、
20年もの間、冬の3カ月間は、
毎日この場所を訪れ、
清掃活動や
コハクチョウの飛来数の観測をしています。
ただ、その観測方法が
何とも驚き。
◆これを撮ってですね、



全部、登録してるんです。
草津に来た白鳥の
118羽を全部登録しているんです。
真っ正面を向くのを待って、
顔をどうやって分けるかというと、黒いタイプが多いですね。
それで、Bタイプ、
Mタイプというのはその中間で
Yタイプというのは、
全部、顔が…。◆黒い部分とか、
形で。
◆全部、違うので、
1つずつ登録していってると、
2001年からずっとしてると、
毎年同じのが来てくれてるという
ことがわかっ
て、
毎年、同じようにやってくるということがこれでわかるんです。
一番多いときは1日に140羽来
てました。
さすが、コハクチョウを愛してい
らっしゃるから、熱がすごいです
ね。
名前とかついてるんですか、
◆これ、
服部くんと
これが夫婦なんです。
◆そういうとこまで把握してる!?
たまちゃんというのが。
なぜ服部くんと、たまちゃんかというと、
◆これは毎年来てて、

横からとか、後ろから私たちが正面向いて待ってると、
いつもドロンとだまされるんで、
おりてきて、
「忍たま」の「たま」なんです。
◆「忍者ハットリくん」。
◆「忍者ハットリくん」と
◆残念ながら、
今年はたった1回しか来なかった
んですよ。
1回、1月15日に…。
昔…。
◆さっき1日に。
◆140羽来たんですよ。
そんな年があったのに、残念なが
らね…。
◆1日に140羽もの
コハクチョウが訪れていたのは、14年前。
それから、水質浄化の工事などで
琵琶湖の環境が変わり、
10年ほど前から飛来数が激減。
今季は、
1月15日に1羽、訪れただけ。
◆うわあ。
これがコハクチョウ?
剥製ですか。
◆病気で死んでしまった、
アキちゃんという子なんです。
◆すご~い。
何て美しい毛並みと、
この肌ざわり。

◆アイドルなんです。
◆これがだから、
一番多かったときで100羽近く。
◆140羽、いてた。
琵琶湖の…。◆うわあ~!
◆虹がかかってて。
◆すご~い!
◆たった1回しか
白鳥が虹のところに飛んできたというのはないんです。
だから、私の一押しなんです。
◆うわあ!
きれい。
◆ちょうど夕日が沈むときに飛んでいくところです。
◆写真で見ても、こんなに感動的
なのに、
多分生で見たらすごいですよね。
◆本当にね、
それは、すばらしいですよ。
◆ご結婚はされてるんですか。◆もちろん。
いつも
主人と一緒に来てやってます。鳥の顔写真なんかは主人が担当し
て、
毎日撮ってきては、パソコンで顔照合して。
◆ご主人と
コハクチョウだったら
どっちが…。
◆コハクチョウですよ。
もちろんです。
◆迷わず。
◆迷わずです。