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2019/03/02(土) 16:00〜16:50 NHKスペシャル選 大江戸 第2集「驚異の成長!あきんどが花開かせた“商都”」[字]


新たな主役が生まれた事を示すといいます。
それまで 一部の金持ち相手に
売られていた 高価な浮世絵。
作風をまねた安い絵が
大量に作られた事は→
それを求める町人の
巨大な消費マーケットが→
生まれていた事を物語ります。

大名の没落後武士に代わって町人が→
江戸の経済成長を支えたのです。
江戸の新たな主役になった町人たち。
かつお節問屋の伊勢屋も→
その新たなマーケットを狙い動き始めます。
旦那!
旦那! ありやした!
大坂のかつお節問屋で
見つけやした!
お~ でかした!
これだ これ。 これは売れるぞ。
伊勢屋の秘策は


網節という かつお節。
小ぶりですが 味はよく
何より値段が安い品でした。
大名に代えて 町人相手の商売に
活路を見いだそうとしたのです。
このころ 江戸では
そば屋や天ぷら屋が増え→
だしに使う 安いかつお節が
求められていました。
そんな事情も
伊勢屋の背中を押しました。
人口100万の半分が武家→
半分が町人。
江戸の商人たちは
伊勢屋と同じように→
商売の軸を
この50万の→
町人へと
移していきます。
2020年のオリンピック パラリンピックを前に
進む 工事現場。
江戸後期 消費社会の主役となる
町人たちの暮らしの跡が→
次々と見つかっています。
発掘された長屋跡。
町人の家族が
狭い空間に ひしめき→
質素で貧しい
あのイメージどおりの長屋です。
しかし 地中から現れた品々は→

意外にも豊かだった暮らしを教えてくれます。
これは何ですか?
これがですね→
江戸時代の
ヘアトニックの入れ物です。
ヘアトニック? これに…。
こう つけてこうやったりですとか…。
アワビですか?
アワビです。
大きいな~。
大きいですよね。
ぜいたくだな。
大名屋敷で発掘されたのと同じあの高級食材のアワビ。
確かに 町人も既に→
豊かな消費生活を送っていたと分かります。
これの塊であると。
例えば大工の収入なんかでもって→
ちゃんと交際費というのが
ある訳ですよ。
そうなりますとね…
ドイツ・ベルリン。
江戸が経済成長を続けた
真相に迫る→
もう一つの手がかりが
見つかりました。
長さ12メートルに及ぶ
絵巻物です。
日本橋のさまざまな商店と→
通りを行き交い 買い物を楽しむ町人たちの姿が→
描かれています。

この絵から江戸経済のどんな秘密が→
読み取れるのでしょう。
橋のたもとには 魚市場。
売り手と買い手が入り交じり
ものすごい にぎわいです。
雪駄を売る店→
かまぼこの店。
そして こちらは お菓子の店。
ひな人形の屋台には大勢が群がっています。
ひときわ大きな呉服店は→
今の三越です。
描かれた人の数 1,671人。
およそ90軒の店と100種を超える職業が→
描かれています。
実は 職業がこれほど多く分かれた事こそ→
江戸後期の経済成長の原動力だと
考えられているのです。
それによって…
例えば 浮世絵。
版元のもとで

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