2019/03/14(木) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝田舎は嫌だ長男が反抗五條地酒で町おこし▽白浜海が目の前物件】


ますか。
◆オーナー兼お手伝い。
◆オーナーと、お手伝い。
ほんで、代表は奥様?
◆そうです。
◆そういうことですか。

◆45年前に、脱サラをした泉澤さん夫婦が、
地元に戻り、
ご主人の家業を継ぐ形で始めた農
園。
餌にこだわった飼育で400頭の豚を育て、
肉の加工から販売までを行ってい
ます。
ランチが食べられるレストランで
つくりたてソーセージをいただき
ます。
◆う~ん!
おいしい。
何か、年々、おいしくなっているような気がしますよね、
豚もね。
◆そうかもしれん。
◆奥様は、もともとご主人、
サラリーマンさんやっておられたんでしょう?
◆私も地元出身で、大阪でサラリ
ーマンを。
◆やってて。
途中からこっち一本で?◆そう。
一緒に、結婚したときには、
百姓をしに帰るって決まってたから…。
◆ほんで、


お二人はどういう関係なんですか。◆娘、
息子。
◆お兄ちゃん。
◆お兄ちゃんと、妹さんと。
ほんで、家を継いで…。
◆そうですね。
◆僕は、ちょっと2年ほど、
会社勤めしてたんですけど、
こっちへ帰ってきて、
おやじの後を継いで、
ちょっとずつ、豚飼いを習って。◆お兄ちゃんは、
結婚は1回もせず?
◆もう1回もせず。
◆お母さん、心配じゃないですか。◆心配して、あれやこれやと
いろんな手を使ってんけど、
自分の人生じゃなくて、彼の人生
やから、
やっぱりな、
自分で見つけて
自分で切り開かなね。
◆妹さんは?◆私は
全然違う専門学校に行って…。
福祉系の。
◆福祉系に行って?
◆合わへんな思うて。
靴屋って
天王寺の靴屋に勤めて、あわへんなあ…。
ほんで、人手が足へんからといっ
て入って、
入ってもう二十何年。

◆合いました、家は?
◆気楽で。
◆いいですね。
人間関係も言うても。
◆天王寺に行ってたときは、しんどかったんですよ、やっぱり。
すごい人並みの中に自分1人おる
ときに、
全員知らんわと思って、ここにお
ったら、全員、知ってる
んで、おばちゃんらも小さいとき
から知ってるから。
◆「ばあく」の従業員は9割が女
性。
メンバーは昔からほぼ変わってお
らず
共通点があるそうです。
◆最初ママさんバレーで、
一緒にたってた子らで、
こんなん、私ら、仕事したいんやけど、この指、たからへん?って、
とまってくれた子らがたかってき
た子らが、最後まで残ってくれて。
◆ほんなら、
もともとお店始まる前からのおつき合いですか。
◆そう、そう。
◆ママさんバレーの仲間たちが集まり、
農園の豚肉を使って独学で、
ベーコンやハムづくりに挑戦。これが軌道に乗り、
36年前に
「ばあく」が誕生したのです。代表のちゑ子さんには、
食品づくりに、信念があるそうで

す。
◆つくるんやったら、添加物を入
れないで
自然の素材でということやったん。◆うちの子供らが
食物アレルギーで
アナフィラキシーを起こすのみ、
ここのだったら、乳製品も入ってないから、
食べられるので、
そういうふうにつくってもらって
て、ありがたかったです。