2019/03/14(木) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝田舎は嫌だ長男が反抗五條地酒で町おこし▽白浜海が目の前物件】
五條の不便さというか…。
◆そうか…。
◆気ぃついた。
オトン、何で
そのまんま、奈良におらへんだん?
五條に帰ったん?
オカンに、
ようこんなとこ、嫁に来たなって。
◆反抗期、真っただ中じゃないですか。
その発言。
◆ほんで、
もう俺、高校を卒業したら出てい
くからって。
◆それと、その息子さんが五條を
出たいというのと、地酒つくるの
に、何の関係があるんですか。
◆やっぱり、息子がここにずっと
残りたいと言ったらおかしいんで
すけど、頑張ってみようと思った
わけですよ。
あと、商売って、
自分が頑張ったらいいと思ったん
やけど、言うてみたら、結局、
五條が、元気になってくれて、
人口維持さえできれば、
結局、売れるじゃないですか。
◆なるほどね。五條のためにやったら、
自分に帰ってくる。
◆そうです、そうです。
言うてみたら。
◆魅力ある五條を
アピールして、息子たちに、
町に残ってもらいたい。
自分にできることは、酒米から、
酒造まで、
“オール五條”で酒をつくること。
東川さんは、2年がかりで
酒米をつくってくれるよう、
農家と交渉し、
3年の歳月をかけ、
“オール五條”の地酒を
完成させたのです。
◆実際、どうなんですか、
この五條のお酒というのは?
◆いや、それは大好評やったんです。
今年、これは去年、2年目で。
◆それで根本、
息子さんの一言からそれですもん
ね。
◆そうですね。
◆息子さんは、お幾つなんですか。
◆今、19ですね。
就職してますから。
◆もうほんだら、
これは継がない?
◆継がないと思いますね。
◆お住まいは、息子さんはどこですか。
◆尼崎ですから。
◆便利ええわ。
ここ最近ね、住みたい町、1位に
なっていましたよ。
◆そうなんですか。
◆こういうときのお話って、
大体、言うたら、逆境があって、
それに立ち向かって、何とかやっ
た後って成功する話しか聞いた事
ないんですけど、
初めてです、
息子が飛び出してる話を聞いたのは。
◆一応ね、長男よりも、
次男坊主のほうが
可能性があるかもしれない…。
◆なるほど。
次男何歳ですか。
◆次男、
今、中3。
◆仕事休みで帰省していた長男と次男からも、
話を聞くことにしました。
◆あっ、上手でしたよ、
サッカー。
◆サッカー上手やったやんか。
最初、真ん中に入ってた子やろ?
長男?
ちょっと、
髪の毛。五條出て、この色にして。
◆尼崎なんで、やっぱり。
◆いやいや。
長男は、
何? やっぱり便利?出たら。
◆もう便利っす。
何があかんの?五條は。◆遊ぶところないですからね。
◆あるやんか。
サッカー。
遊べるやんか!
仕事仲間も呼んで。
何パーセント、もし今の仕事もあ
るで、あるけど、例えば、数年後、
継ごうかなという気持ちは何%?
◆ゼロです。◆ゼロ!?
次男は、将来の夢は?