◆それは小さいなあ。
それ、問題に出すほうも出すほう
やで。
そうやとしたら。
違います。
◆めちゃくちゃいい人やったんで
す。
◆違います。
違います。
めちゃくちゃええ人はわかります
が。
◆思い出なんです。
これで終わりやろ。
むちゃくちゃ簡単。

むちゃくちゃ簡単。
違います。
さあ、八方さん、いかがでしょうか。
◆奈良ですから、まして、子供、
男の子。
夢が大きい。


お父さんも想像できなんだ、
周りも誰も知らなんだ、
実は、将来、
大仏さんになりたい。
◆大仏さんになりたい、
これはすごい夢やなあ。
◆大きな夢やな。
◆お父さん、五條代表やけど、
子供は奈良を代表する。
大仏になる。
◆冬、冷えるで～、大仏は。
◆大仏になりたいといったら、
まず病院に連れていかな。
◆大きな夢やと思います。
◆全国修行して、
最後、奈良で大仏になるんや。
◆さあ、
大仏になるんでしょうか。
どうぞ。
◆将来っすか？
居酒屋っす。
◆居酒屋やったらいいんちゃいま
す？
◆今、初耳なんですけれども…。
◆そうですか。めっちゃ初耳なんですけど。
◆お父さん初耳やし、
僕もこんだけ生きてきてるけど、
将来の夢、居酒屋って、初めて聞
いた。
中学生が。

中学生やんな。
◆はい。
◆初めて聞いたわ、中学生の将来
の夢が居酒屋？
これ初耳。
何でなの？居酒屋は。
◆楽しそう。◆楽しそう？
お父さん、これは、でも、
ある意味、居酒屋ということは、
言うたら、お酒関係。
ちょっとうれしくないですか。
◆そうですね。
まあ、頑張っていただいて、
納品させてもらおうかなと。
◆正直な話、ここでこの
お酒も売りながら、居酒屋みたい
な感じも、
できるで！
◆でも、きょうね、
何か、寄っていただいて、
初めてそういう意見を聞けたんで…。
◆うれしい。
きょうは祝いや、
一緒に飲もう！
日本酒。
ここの家の子やから、いいやろ？
飲んでも。◆いや。
◆そうか！
でもよかったですね。
これ、もらってください、「とな

りの人間国宝さん」に認定させて
もらいますので。
◆ありがとうございます！
◆息子たちに
五條の魅力に気づいてほしいという願いを込めて
お酒をつくる東川さん。
お酒の酔いはさめますが、
五條を活性化させる情熱は、
さめることはないのです。
◆息子さんから見て、
どういうお父さん？◆僕はすごいなと思うんですけれ
どもね、
働いて、やっぱりお父さんが
頑張ってるというか、
１人でもがいているというのが
すごいなと僕は思いますね。
◆もがいてるの？お父さん。
◆もがいてます…。
◆次男はどう？
見てて。