2019/04/25(木) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]
遺族の会見は大きな反響を呼んでいる。
≫高齢者ドライバーによる事故が
後を絶たない。
去年1年間で75歳以上の
ドライバーが起こした
死亡事故は
全体のおよそ15%に上る。
≫自主返納したいとする人が
いる一方で…。
≫警察は
日常生活の中では気づきにくい
初期の認知機能の衰えも
自動車を運転する際に
現れやすいとして
ホームページなどで
チェックリストを公開している。
30項目のうち5つ以上該当すると要注意。
専門医への受診を
検討してほしいとしている。
番組では、このうち
車のキーや免許証などを
探し回ることがある。
今までできていたカーステレオやカーナビの操作が
できなくなったなど
6つについて高齢者ドライバーに聞いた。
≫当てはまる項目は
ないという男性。しかし…。
≫道路標識の意味が
思い出せないことがある。
例えば、どういった標識が?
≫案内板だ。
≫より具体的な形で
自主返納を進める
警察署もある。
≫山梨県の南部警察署では
おととしから
65歳以上を対象に
ドライブレコーダーを貸し出す
取り組みを行っている。
1週間後に回収し
映像を警察官が分析。
後日、交通安全の
個別指導が行われる。
≫慣れた道で気が緩んだため
減速しなかったという。
とはいえ山あいの町だけに
車に頼らざるを得ない。
免許証を返納した高齢者が
困らないよう
バスなど代わりの移動手段を
どう提供していくのかが課題だ。
≫去年1年間で自主返納した
65歳以上のドライバーは
およそ40万人。
75歳以上ではおよそ29万人いるが
一方で
免許証を保有する75歳以上は
およそ564万人に上る。
≫この運転免許証の自主返納などを受け付ける
都内の相談窓口は、あの事故後
まだ4日間しか開いておりませんので
実数は分からないんですが
今回のような大きな事故のあとには
免許証の返納数が
増えていくという実感があると
警視庁幹部は
コメントしています。
≫その一方でバスや電車など
公共交通機関で
割引が受けられるなど
運転に代わる高齢者の
移動手段への
一層の支援策も求められます。
≫北海道にある霊園の事務所から
数珠などを盗んだとして
男が逮捕されました。
事務所の防犯カメラには大胆な犯行の一部始終が
撮影されていました。
≫その男は落ち着いていた。
手にしていた品物を
次々とポケットに入れていく。
残った品物も
強引にねじ込んだ。
これは今月16日の早朝
防犯カメラが捉えた映像。
被害に遭ったのは
北海道三笠市にある
北海道中央霊園の
管理事務所だった。
壁には、防犯カメラ作動中との
警告があるものの
気づかなかったのか
マスクをつけていれば
ばれないと思ったのか。
部屋の中の物色を続けた。
窃盗などの疑いで
昨日、逮捕されたのは
無職の山内鉄也容疑者、61歳。
容疑をおおむね認めている。
バールのようなもので