解説してもらいましょう。
ということでですね 井上岳久さんに→
お越しいただきました。
(木村)何? それ。
「おつカレーさまです」って。
(モーリー)そうか!
これ入れちゃってるから もう…「長」だね 「長」「長」。
まずは 1つは… いいですか?
(合原)はい。
(木村)ジャン!
(井上)こちらはですね海軍のカレーですね。海軍のカレー?
(木村)失礼します。
食べてみましょうよ。
(木村)私もいただきます。
いただきま~す。
だから もう… カレーはだって
間違いがないんだもんね。
なんか 麦の入ってる ごはんよ。
(木村)麦ごはんね。
当時 やっぱり 軍隊では
海軍とか 特に 脚気が問題で。
これを解決しようということで→
具材は いっぱい豊富に入ってですね→
栄養豊富なカレーをですね
採用したところ→
なんと 脚気の患者が
激減したんですね。(一同)へえ~!
(井上)それから…
あ~ なるほど!
それから始まったんだね。
日本人に影響を与えたカレーもう一つはですね…。はい。
(井上)こちらになります。
(木村)あっ!
給食ですか?
(井上)はい。→
給食? どうなの?
(木村)ほのか… カレーの香り。
あ~ なるほど なるほど 甘いですね。
子どもが食べられるよう。
すごい懐かしい!
(木村)おいしい!
(井上)当時 やっぱ
どうしても 食糧難だったんですね。
なんとか こう
食材を かき集めてですね→
おいしいものを
食べてもらおうということで→
カレーの味を付けて
出したという。
これがですね 子どもの間で
大人気になりまして→
家で食べたいっていうね。
なるほど!
カレーになったんだ。
(木村)カレーですよね。
不動のメニューに
なっていったんですね。
その後 日本のカレーは スナック菓子や
カレーうどんなど→
独自の進化を遂げていきます。
最近では カレーパンを使って町おこしをする自治体まで登場。
花園ラグビー場で有名な東大阪市では→
ラグビーボールに模したカレーパンが大人気なんだそうです。
大きい!
めちゃくちゃ香辛料のきいてるカレーなんだね これ。
(合原)きいてますか?
大人っぽい。 おいしい これ。
…と言われるくらい
結構 魅力的な食べ物なんですね。
(合原)すごい。 何にでもなる。
所さん 佳乃さんやっぱり 何でカレーかって…
ある統計によると…
これ すごい… 本当にすごいことになってきて。
ご当地カレーとか
いろんな種類のも出てきてるので。
最近 やっと 日本のチェーンが
マンハッタンとかに出来て→
通の間では
マニアックにヒットする。
だから 未開拓の市場が
アメリカ 3億人。 中国 十何億人。
あら! これから大変だね。
そうそう… だから インド人も再発見っていうかな ぐるっと回って。
「すごい!」っていうことで
自分らが食べてるものとは→
別口の料理として輸入してるわけだ。
なるほど。
所さん 佳乃さん カレー まだ
話は終わりじゃないんですね。
まだあります?
まだありました。
先ほど 間借りカレーのおかげで
名店が復活したという→
お話をご紹介しましたけれど→
取材を進めますとですねこんな人たちまで 発見しました。
なんと 間借りカレーで
人生が救われたというんですね。
うそ!
一体 どういうことなんでしょうか?
所さん! もっと大変ですよ。