2019/05/28(火) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]


捜査員とみられる2人が
自宅に入りました。
≫子どもを含む19人を刺し身柄を拘束された男は
搬送先の病院で
死亡が確認された。
捜査関係者によると
保険証などの所持品から
川崎市麻生区に住む
50代の男とみられている。
≫事件現場から、およそ



4kmのところにある男の自宅。
今朝、男と会ったという
近所の人は
午前7時前後に
男と挨拶をしたという。
その際、男は黒いジーパンに
黒いリュックを背負い
黒い眼鏡をかけていたという。
また、去年男は植え木の枝をめぐって
近所トラブルに
なっていたという。
≫午後3時です。
神奈川県警の捜査員が
今、家宅捜索を終えて
自宅を出ました。
≫スタジオには
犯罪心理学がご専門です。
筑波大学、原田隆之教授に
お越しいただきました。どうぞよろしくお願いします。
まず、身柄を確保されて
その後、死亡した男については
まだ
どういう人物なのかという部分が
出てきてないんですが
ただ、先生
どんな目的を持って
この凶行に及んだのか。
原田先生、どんなふうに
率直にお感じになっていますでしょうか。
≫まだ本当に情報が断片的で

確実なことは
言えないんですけども。
1つ、キーワードになるのが
この拡大自殺
というものなんですね。
彼は本当に相当な決意を持って
自殺をしようという気持ちがあったんだと思います。
ただ、そのときに自分1人で
ひっそりと自殺をしようという人もおりますけども
非常に社会や周りに対する恨みが
強いような人の場合は
周りを巻き込んで
おおごとにして
最期を遂げてやろうというような
そういう心理が
うかがえるんじゃないかなと
思います。
≫そういう心理状態というのは
どういう形でそうなっていくんですか。
≫やはりこれも
断片的ではありますけれども
自分の中でこれまで社会で
うまくいってなかったという気持ち。
それを非常に被害者的に捉えて
周りを恨んだり被害感やうっぷんみたいなものを
長い間
募らせていったんじゃないかと。
それが恐らく今回、爆発をして
全然、罪もない人たちに対して晴らしたと考えています。
≫ここまで出てきている

この人物の情報としては
所持していた保険証から
事件現場は川崎市多摩区なんですが
隣の区である麻生区に
住んでいるのではないかと。
自宅を捜索したようですが
先ほどの中継リポートでは
まだ特定するものがないという
話でした。
それから、近所の人とは
今朝挨拶されたという話が
出てきてます。
そして、これが非常に気になるんですが
凶行につかった柳刃包丁
長めの包丁が2本と
リュックサックからは
別の包丁が2本見つかっている。
つまりこれは相当
計画的だったということが
うかがえるんですが
いかがでしょうか?
≫おっしゃるとおりです。
≫最初、私は一報を聞いたときに
子どもたちを
最初からターゲットにしてたのか
それともたまたまそこで
行き当たりばったりなのか
どっちか可能性が
分からなかったんですが
これを聞くと