2019/05/28(火) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]
相当、計画をして
この事件のために
買い求めたんじゃないかなと
思います。
確実に、たくさんの人を
死に至らしめることが
できるように
これだけの多くの包丁を
準備したということが
考えられます。
≫この部分はどうでしょうか。
例えば子どもたちを
直接狙うのであれば
待っている列のところへ
真っすぐ行っている可能性があると思うんですね。
ただ、その前に
もう1つ犯行現場があって
コンビニエンスストアの前でも
人を刺している動きからみて
これは
先生の今のお話の中でいう
子どもたちが狙われたのか
どうなのか。この辺りは
何かヒントになるものというのは
出てきてるんでしょうか?
≫そこの細かい辺りは、本人も
亡くなっているということで
なかなか推測しかないんですが
子どもたち自分よりも抵抗されなくて
弱いものを狙ったということは
確実にいえると思います。
≫子どもたちが狙われた
殺傷事件は
過去にも起きていました。
2001年には
大阪府池田市の小学校で
児童が襲われ
8人が犠牲となりました。
≫今から18年前やはりこの時期だった。
2001年6月8日。
大阪府池田市にある小学校に
1人の男が乱入。
児童8人が犠牲になり15人が負傷した。
子どもたちに刃を向けたのは
宅間守元死刑囚。
2004年
すでに死刑が執行されている。
≫無差別の殺意。
しかも、幼い子どもたちに向けられた殺意だった。
学校は
もはや安全な場所ではないのか。
我々が突きつけられたのは
事件の質的な変化だった。
≫今回の事件、犯人が
あらかじめ小学生を
狙っていたのかどうかは
定かではない。しかし…。
≫果たして
防ぐ手立てはあったのか。
≫心配されるのはむき出しの
殺意に触れた子どもたちの心だ。
≫今後心配されるのがPTSD・
心的外傷後ストレス障害です。
教育評論家の
尾木直樹さんによりますと
被害に遭った子どもたちは
何が起きたのか整理できず
心の混乱が起きやすい
ということです。
不眠や情緒不安定
うつ状態に陥る危険性があり
低学年の子どもたちには
赤ちゃん返りが起こる可能性が
高いと指摘します。
更に深刻なケースでは物忘れが激しくなったり
事件を連想させるため
バスに乗れなくなるなどの
環境に適応できない症状が
出てくることも。
尾木さんは
子どもの観察だけでなく
被害に遭った子どもを持つ親への
専門家によるサポートも急務だとおっしゃっています。
≫スタジオには
筑波大学の原田教授にお越しをいただいております。
原田さん、今も
ご紹介してきたんですが
これまで私たちが
忘れることができない
いくつかの事件の中で
特に、2001年の
池田小の乱入殺傷事件と
そして、もう1つは2008年の秋葉原の
通り魔事件が挙げられると
思うんですが。
この事件と、この事件とは
大きく意味合いが
違っていますよね。
先生はこの事件をどうご覧になっていましたか?
≫もし、この事件が