はい じゃ お願いします。
その手で 母の重みを感じてもらいたい。
はい ありがとうございます。
続く化粧にも
英明さんの手を借りることにした。
母が好きだった色を思い出してもらう。
英明さんの記憶の中にある強く優しい母の表情。
仏衣に着せ替え 最後の支度を行う。
ここでも 木村は英明さんの手を借りた。
死は悲しい。
だが その悲しみも明日へつなげられたらと 木村は思う。
翌日。 最後のお別れの日を迎えた。
棺の中に入れるものを選んでいる時だった。
(木村)ありがとうございます。
最後の夜を 母と過ごす中であふれ出た思いがあったという。
ありがとうございます。
♪♪~
はい。
♪♪~
英明さんは 前を向いていた。
♪♪~(主題歌)
♪♪~
人を送るということに正解や完璧っていうのはないと思います。
なので もっとこうしてあげたいとか
もっとできるとか→
そういった思いを持ち続けられることが→
プロなんじゃないかなというふうに思います。
♪♪~
♪♪~
2019/05/28(火) 22:30〜23:20
NHK総合1・鹿児島
プロフェッショナル 仕事の流儀▽亡き人を悼み、魂をおくる〜納棺師・木村光希〜[解][字]
亡き人を悼み、送る「おくりびと」。木村光希は、今注目を集める若き納棺師。その納棺では、みなが晴れやかな表情を見せる。誰もが迎える別れの時。悼みと再生の物語。
詳細情報
番組内容
映画「おくりびと」で描かれた、亡き人を悼み送る、納棺師の仕事。今、その世界で注目される若き納棺師がいる。木村光希、30歳。生前の表情を取り戻し、亡き人の尊厳を保つ静謐な儀式に加え、送る人たちの思いや果たせなかった後悔までをもくみとり、一期一会の葬送を作り出す。全国から依頼が届く木村の納棺では、みなが晴れやかな表情を浮かべる。「死があるからこそ、生が輝く」。生と死の狭間を紡ぐ若き納棺師の仕事の現場。
出演者
【出演】納棺師…木村光希,【語り】橋本さとし,貫地谷しほり
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
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