2019/05/30(木) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]
規制しているんです。
≫ニューヨークでは特別に
警察でトレーニングを受けた市民
およそ5300人が
生徒たちの安全を
守る役割を担う。
更に、通学路の警備にあたる人も2000人以上いるという。
国によってさまざまな
子どもの安全対策。
では、私たちは
どうしていけばいいのだろうか。
柴山文部科学大臣は今日
学校の安全対策を担当する
職員が全国から集まる会議で
安全確保の徹底を呼びかけた。
≫一方、保護者からは
今後の安全対策に
戸惑いの声も。
≫通学中の子どもたちをどのようにして守るかが
課題になっています。
安全のためにスクールバスを導入しているという
私立の小学校なんですが
2015年の文科省の調査ですと
44.6%に上ります。
半分近くの小学校が導入しているんですね。
ただ、どうすればいいのか
決め手がない中
学校は対応に追われています。
ある小学校ですと今後は、教員が
笛を持つなどの対策を
検討しているといいます。
そして、また別の
ある小中高一貫校では
バスを降りてから
小学生だけでなく
中学生も教員が駅まで
ついていくようにしているということなんですね。
今回、取材をしてみて
保護者も大変、心配されていました。
いつもは駅までなんですが
バスが出発するまで
見送っていたりしていましたね。
今日の小学校もそうなんですけど今できることとして
先生の人数を
増やすなどしていましたが
これをいつまで
続けていくのかについては
まだ決まっていない
ということでした。
≫保護者の方も不安だと
話していましたが
では、どうやって子どもたちを
守っていけばいいのか。
専門家お二人に伺いました。
見せる防犯を
提唱しています。まず
犯罪心理学に詳しい出口教授は
例えば、目立つところに
作動中と書かれた
防犯カメラを設置したり
警察官立寄所と書かれた看板を設置するなどして
社会が監視しているんだぞ
ということを
発信する必要があると
話しています。
また、元埼玉県警の刑事
佐々木さんは
襲撃にも備えたうえでの
見せる防犯を提唱していまして
例えば、バスの見える場所などに
さすまたや盾を置いたり
子どもが集まる場所に
民間の警備員を
配置するといったことを
挙げてるんですね。
≫昨日、佐々木さんが
スタジオに来て
おっしゃってくれていたんですが
登下校時の子どもたちをどう守るかという
その対象になるのは
そこにあるように
誘拐であるとか
連れ去りであるとか
声かけであるとか
そういったことへのケアというか
それが中心になっていたけれども
昨日の話だと今回の事件のことを考えると
集団でいることも
1つ、危険性をはらんでいるという部分が
出てきてしまってる
わけですよね。
≫子どもを1人にさせない
ということだけでは
防犯対策としては
足りないということに
なってしまっているんですね。
≫あらゆる事態に備えなければいけないという
事態になってて
例えば、私は思うんですけどこういう民間の警備員というのも
当然、予算が必要になってくると