2019/05/30(木) 19:30〜19:57 所さん!大変ですよ「日本語に異変!? 会話から“い”が消える」[字]

今月から…
日本中が
令和フィーバーに沸き返っている。
何? 何?
取材班は 令和にまつわる…
(一同)あ~!
その原因の一つが なんと…。
所さん! 今日は日本語が大変ですよ。
日本語から「い」がなくなるって。
「い」は あると思うんですけど 私。
のうえ。
…なので 私たちアナウンサーも→
元号を きちんと強調したいときには→
「れいわ」「い」を強調して言うように。
あっ そうなの。
所さん 佳乃さん。
何? 何?
何?
日本語が大変なんですよ。
会話からね。
はい。
この 会話から「い」が消えるとは
どういうことなのか?
まいりましょう。 所さん! 大変ですよ。
日本語から「い」が消えるとは一体?
訪ねたのは 音声工学を専門に
研究している准教授。
専門家によれば
「い」が発音できない原因は→
口を しっかり


横に開けないこと。
この傾向は
特に 若い世代に顕著なのだという。
一体 なぜ?
一つにはね…
猫背になると
体全体のバランスを取るために→
アゴが上がる。
すると 表情筋が下に引っ張られ→
そのため
「い」が きれいに発音できなくなるのだ。
本当に そうなのか?
実験してみた。
読んでもらうのは
こちら。
「い」の母音を
多く含む言葉だ。
まずは 良い姿勢。
見せてくれたのは声の周波数を分析した結果。
専門家が注目したのは黄色い部分。
これは 特に強く発声されたことを表す。
3,000ヘルツ付近に→
黄色い線が多く出るのだという。
一方 姿勢が悪くなると…。
黄色は ほとんどない。
(学生)「しきしに しきじ」。→
「しきしに しきじ」。
姿勢が悪くなると→
「い」がはっきりと発音できなくなるのは→
確かなようだ。


しかし…
れえわ。
スマホが生活の一部になっている現代。
このまま…
取材を進めると表情筋を動かすのが苦手で→
「鉄仮面」という あだ名まで付けられた→
人物を見つけた。
あっ こんにちは。
こんにちは。
(取材者)今日は
どうぞよろしくお願いします。
男性は 47歳。
貸しスペースの企画営業の仕事をしているという。
すると いきなり
一枚の写真を見せてくれた。
付いたあだ名は…
営業成績も思うように伸びず→
原因は 話し方にあるのではないかと
悩んでいた。
そこで 鉄仮面を脱ぎ捨てるために
男性が始めたのが…。
(川上)これはですね…
去年の秋から 本格的に→
ボイストレーニング教室に
通い始めたという。
ボイストレーニング行ったの?
取引先との打ち合わせに同行させてもらう。
すると…。
(取材者)はい どうぞ。
すみません。

いえいえ 大丈夫です。
突然 人けのない公園に立ち寄った。
一体 何を?
すごいね。
取引先と会う前に→
表情筋を ほぐすための→
準備運動を行っているのだ。
お世話になっております。
果たして…
トレーニングの成果か…