19人が殺傷された事件で
容疑者の自宅から
大量殺人の事例が載った雑誌が
見つかっていたことが
分かりました。
≫岩崎容疑者の自宅の
家宅捜索で見つかった
大量殺人事件に関する雑誌は
2冊ありました。内容は外国の過去の事件が
載っていたものだった
ということです。
≫岩崎隆一容疑者は大量殺人に
関心を持っていたのか。
雑誌は10年以上前に作られた
かなり古いものだったという。
雑誌をいつ入手したかは
分かっていないが
警察は、小学生ら
19人が殺傷された事件が
過去の事件の内容に参考にして
計画された可能性もあるとみている。
引きこもり傾向にあったという
岩崎容疑者の部屋の中に
いわば、自分だけの世界からは
岩崎容疑者の生活を
うかがわせるものが
見つかっている。
≫家宅捜索ではほかにも
岩崎容疑者のものとみられる
ゲーム機や
テレビが見つかっています。
≫また、部屋は
整理されていたといい
中にはノートも残されていたが
犯行につながるような内容は確認されなかったという。
同居する伯父と伯母とは
同じ屋根の下にいながら
顔を合わせず、伯父たちは
岩崎容疑者の部屋に
食事を届けたり
小遣いを渡すという生活。
だが岩崎容疑者は
伯母にひきこもりとはなんだと
ひきこもりではないと
話していたという。
事件は、なぜ起こったのか。
≫現場ではカリタス学園の卒業生の方たちが
献花を整理しています。
≫今分かっている岩崎容疑者と被害者の接点は
岩崎容疑者の親族に
カリタス学園の出身者がいたということ。
警察は、犯行の動機と
関連があるかどうか
慎重に調べている。
≫亡くなったカリタス小学校6年の栗林華子さん。
この写真は今月25日
土曜日の運動会で
撮影されたものだ。
この3日後に栗林さんは事件に巻き込まれた。
≫関係者からは
戸惑いの声が上がっています。
≫群馬県の草津温泉が
揺れています。
100年以上の歴史を持つ
独自の入浴法が
なくなるかもしれません。
苦渋の決断だと話す町長。
一体何が
起きているんでしょうか。
≫日本三名泉の1つ
群馬県草津温泉。
この地に伝わる
独自の入浴法がある。
その名も時間湯だ。
≫こちらは時間湯などの入浴法を指導する鈴木さん。
現在2人しかいない
湯長の1人だ。
時間湯はまず、湯もみで
お湯の温度を均一にしてから
お湯を頭などから、かぶる。
のぼせるのを防ぐなどの狙いがあるという。
そして、時には48度にもなる
熱々のお湯に…。
≫そのまま、湯長号令のもと
声を出しながら3分間。
≫最後に蒸しタオルを体にかけ
汗を絞り出せば終了だ。
お値段は560円。
≫この時間湯がなんと
できなくなる可能性が
あるという。
時間湯は現在、草津観光公社の
臨時職員である2人の湯長の指導のもとでのみ
行われている。
草津町は来年度から
湯長と契約を結ばないとの決断を
下したのだ。
黒岩町長が
時間湯を問題視するようになった発端は
かつて湯長側が