今回のこちらのコメントとなったわけですよね。
なぜ、これを今回
あのタイミングで出さなければと
思ったんでしょうか?
≫まず、その内容に入る前にお二方、亡くなられていますし
そのご遺族の方に対して
まず最初にお悔やみを申し上げたいなと
思っています。
≫そうですね。
まずこの事件は
絶対に許されないという
大前提でもありますよね。
≫この犯行自体は許されるものでは
ないといううえに
立ってということですが
まずこういう
犯人のような方というのは
まず親族もそうですが
かなりたくさん相談していたり
SOSサインを
出しているんですよね。
≫行政にも相談していますよね。
≫いわゆる社会的に孤立状態にあるという方たちですので
そういった方たちには
何かしらの支援が
必要だと思っていますし
これ、日本以外のヨーロッパやほかの福祉が先進的な国では
まず、孤立を予防するために
色んなシステムがあるわけですが
このシステムが
日本ではかなり弱い。
だから孤立状態から抜けられずに
それによって、様々な課題をこじらせていくって
言うんですかね。
そんな状態にある人たちを多く見ていますので
なので、この
1人で死ぬべきだというような
自己責任を助長するような
そういった発言は
なるべく控えてほしい
ということですね。
≫日本社会自体が
自己責任という言葉に
すぐ結びつくところも
ありますからね。
≫今、キーワードとして
日本では社会的な孤立が
深まりやすいというお話が
あったと思いますが
実は、こちらに
法務省の研究所が出した
調査というのがあるんです。
これ、実は無差別殺傷事件の実行犯について
研究をしたものなんですね。
その中で実行犯と友人との関係について
調べをしています。
友人がいないとした者が53.8%
半数以上に上るわけなんですね。
研究では、これについて実行犯は社会とのつながりが
弱い者が多いと考えられる
というふうにしているんです。
更に、この下。
動機についても調べています。
最も多かったのは
自己の境遇への不満を
抱いていたとした者が
多かった。
ここから研究では
自己が正当に評価されていないことから
社会に不満を抱いて
社会の構成員を
殺害しようと考えるものなどが
動機として
多いというふうな形で
研究をまとめているんですが
ただ
これ1つ押さえておきたいのが
こういった環境が
犯罪につながるというわけではないんですが
ただ、藤田さんが
心配しているのは
今回の犯人と同じような
考え方を持った人物がいたとして
何かしらきっかけが加わって
一線を越えてしまう
恐れがあるかもしれない。
そういったことを
心配していらっしゃると
思いますが
背中を押すきっかけというのは
どんなことがきっかけになり得るんですか?
≫まず、自殺もそうですし
今回のような無差別殺傷事件もそうなんですが
色々と
言われてはいるんですが
何がトリガーになるかは
本当に人それぞれで
断定的に
これがあったら
そういうふうに