2019/06/01(土) 18:00〜18:30 人生の楽園 ベンガラの町の夫婦カレー〜岡山・高梁市[解][字]
増えてきたんですよ。
おお そうなんだ。
(昭さん)ウェルカム トゥマイ レストラン。
サンキュー ベリー マッチ。
いや~ はるばるありがたいですね。
ねえ 裕美さん?
はい。 私は高梁で生まれて高梁から出た事がないんですね。
だから 外国からのお客様も
多くなってきて[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
ああ なるほどね。
っていう事は「つくし」は→
世界につながる
出会いの場なんですね。
やっぱり
ホッとできる空間にしたいな→
という思いはありました。
吹屋地区で 祖父の代から続く理髪店に生まれた昭さん。
大学卒業後 小学校の教諭になり→
24歳の時 幼稚園の先生をしていた裕美さんと結婚。
高梁市内に家を構えました。
母 ミツ子さんの様子を見に吹屋の実家に通っているうち→
退職後 ここでお店を始めたいと
思うように。
まず[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
僕たちが よく通ってた岡山市のスープカレー屋さんが→
とっても感動的な味だったので
忘れられなくて…。
当たって砕けろの精神で→
レシピを教えてほしいとお店を訪ねると…。
そしたら 「いいですよ」って
お返事をくださったので→
「ウソ…!?」 って内心…。
仕込みのたびに 夫婦で店に通い→
スープカレー作りを
教えてもらいました。
そんな時
店主の小林彰子さんから→
レシピを作った夫 学さんが→
数カ月前に他界したと知らされました。
すでに 店を閉める事を
決めていたというんです。
もう そういう事は
全く知らずに伺っていたので→
申し訳ないなっていう思いで
いっぱいになりました。
そんなに宝物の
スープカレーの味を→
僕たちに教えてくださる
という事は→
僕たちも 大事にしていきたいなと
思いました。
こうして お二人は
昭さんの実家の一部を改装して→
2017年の7月→
「スープカレーの店つくし」をオープンしました。
(昭さん)いらっしゃいませ。
こんにちは。
(裕美さん)いらっしゃいませ。
スープカレーのレシピを教えてくれた 小林彰子さんです。
なんか 板についてきて…。
いやいや…。
なかなか まだまだ…。
いやいや いやいや もう…。
久しぶりに
来てくれたそうですよ。
小林さん おかげで「つくし」の
スープカレー 評判いいですよ。
(小林さん)主人が始めて→
吉川さんがずっとやってくれてるのは→
すごい まあ それは
ありがたい事だなとは思う。
(小林さん)続けていってくれれば→
その先に なんか面白い事があればいいなとは思うから。
いや 本当に なんか
ありがたいなと思って…。
大切に 大切に していきたいと
思っています。
うん 大切にね…。
というわけで本日は ベンガラ色の町で→
スープカレーのお店を始めた
ご夫婦の お話です。
小学校と幼稚園の先生から
まさにカレーなる転身。
ホッと落ち着く古民家で→
ホットなカレーを召しあカレー!
今日の舞台は
岡山県高梁市の吹屋地区です。
ベンガラ色の町並みの中で→
「スープカレーの店つくし」を開いた→
吉川昭さんと裕美さんご夫婦が
主人公です。
ただ今 お店の命
カレースープの仕込み中です。
もう 2年近くなったので→
ちょっとずつは 上手にはなってるはずですけど…。
あんまり早くなくていいから
丁寧に…。
わかりました。
アハハハッ。
昭さんは 切るだけ。