今週は何か いい事ありましたか?
私ね 思うんですよ。
♪♪~
標高550メートル。
岡山県の静かな山あいに→
こつぜんと姿を現す
不思議な町があります。
家々が赤く染められ
さながら「赤の町」。
まるで 時代劇のセットのように
見えますが→
実際に
人が暮らしている町なんです。
今日の主人公も
この町で生まれ育ち→
2年前 お店を開きました。
「スープカレーの店つくし」。
ちょっと
お邪魔してみましょうかねえ。
建物は 築160年は
経ってるといいます。
おお~。
いい雰囲気じゃないですか ねえ。
江戸末期の建物で
私の祖父と父が[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
はい ご紹介しましょうね。
定年退職後 古民家でスープカレーのお店を開いた→
吉川昭さん 65歳。
そして 妻の裕美さん同じく 65歳です。
店の自慢は
もちろんスープカレー。
ねえ 裕美さん→
スパイスにこだわってるんだそうですね?
え~ 二十数種類入ってます。
おっ!
(昭さん)お待たせしました。
ご飯にも こだわりが…。
レモンが添えてあるんです。
へえ~。
(昭さん)このレモンの果汁を
ご飯に 最初かけてください。
えっ ちょっと… ご飯に
レモンかけちゃうんですか?
はい。 爽やかな
レモンの香りと酸味が→
スープカレーと
よく合うんです。
煮込まれた牛スジ肉が
口の中で とろけます。
ほお~。
おいしい。 ピリッと辛くて。
で こちらは
揚げたてのチキンカツですね。
いや~ 裕美さん
ビッグサイズですね。
あっ そうですか? うちでは
これが普通なんですけれど…。
ヘヘヘッ。
嬉しいじゃないですか。 ねえ。
あっ こちらの女性が
ご注文なんですね。
スープカレーに浸して…
いかがですか?
とってもおいしいです。
おいしいです。
よかった よかった!
では桃ちゃん→
とっても気になる
今日の舞台のご紹介→
お願いします。
は~い。 ここは岡山県の中西部に位置する→
高梁市。
吉川さんご夫婦がスープカレーの店を開いた→
吹屋地区は 江戸時代から→
鉱山の町として発展してきました。
特に
江戸末期から明治にかけては→
硫化鉄鉱からできる 赤い顔料→
「ベンガラ」によって繁栄しました。
幕末
ベンガラ景気に沸いた吹屋では→
旦那衆が相談し
家々が 贅を競い合うのではなく→
町並みを統一しようと計画。
石州瓦に 赤土の壁格子も ベンガラ塗り。
現在では 国の
重要伝統的建造物群保存地区に→
選定されています。
そんな吹屋に 2年前に開店した→
「スープカレーの店つくし」。
お店には 去年から頼もしい助っ人が現れました。
三男の壮さんです。
調理学校を卒業後→
これまで 岡山市の料理店で
腕を磨いてきました。
ホントに大変で まあ…→
僕も手伝った方が いいかなっていうのがあったんで…。
おお~ 嬉しいですねえ。
西田さん 最近 吹屋には→
海外からのお客様も