2019/06/04(火) 01:10〜02:00 世界はほしいモノにあふれてる「コスパ最高 絶品ワインを探す旅 イタリア」[解][字][再]


「出せないだろ?」みたいなね。「出せないのか?」って。
価格の違いは どうして生まれるのか。
その謎を解いてくれるのが この人。
(チャイム)
 スタジオ あっ 先生だ。
ピエモンテのワイン醸造学校で教える…
ヨーロッパの王侯貴族に愛されワインの王とも称される…
芳醇な香りと味わい。

高いモノで1本 数万円はする。
ネッビオーロは 味は最高だが
栽培するのが難しい。
生産量も少なく 高くなる。
高級ワインのポイントは 3つ。
山から風が吹き降ろし
夜は冷え込むピエモンテ。
寒暖差の大きい気候は
ブドウの糖分を高めてくれる。
一見 同じ畑に見えるが→
日当たりや土壌などの条件が異なる。
水はけが良いと ブドウの味が濃くなり→


上質なワインとなる。
最後は 造り手。
毎日のように畑に通いブドウの状態を見極める。
そして 栄養を集中させるために→
間引きを行い 味を凝縮させる。
中には 房の8割を切り落とす造り手も。
手塩にかけて造られたワインは当然 値段も高くなる。
 スタジオ 
えっ?
そんなワインの世界で探すのは→
お手ごろでワンランク上の味を楽しめる お宝。
気候 土地 造り手。
その3つが重なり合い最高のワインが生まれることも。
この日 訪れたのは 名門ワイナリー。
新しいワイン造りを始めている。
バルベラは ピエモンテの
固有品種の一つ。
ネッビオーロに比べ
質は落ちるが→
簡単に栽培でき
収穫量も多い。
その分 値段も手ごろだ。
今回 造り方の異なる3つのバルベラのワインを飲み比べる。
2つ目に使っているのは
標高500mの畑で育てたブドウ。
寒暖差が大きく 凝縮感が増している。
最後は2年半 長期熟成させたモノ。
気になる値段は?
値段以上の満足感を感じてもらえると考えた。
石田さん 仕入れることに。

試飲が終わると 地元の有名レストランへ。
発掘したワインを地元では
どんな料理に合わせているかをリサーチ。
やってきたのは…。
この土地ならではの食べ方を教えてもらった。
 スタジオ 
でも おいしいだろうね。
 スタジオ 
なんてこった。
(笑い声)
会長~!
はい よろしくお願いします。
行きつけのピエモンテ料理屋さんが東京にもあるんですけど→
そこのシェフに作ってもらったモノです。
なるほど。
(石田)なので さっき話に出てた
子牛と豚とウサギの お肉が。
肉肉しいのに ワインのソース。
フッフ~!
(石田)まず ワインから
ご紹介してもいいですか?
これって 先ほどから私たち知りたい
マナーあるじゃないですか。そう。
アハハ!
香りを楽しみ…。
あっ おいしい。
(石田)おいしいですか?
濃厚!
(石田)果実味 ギュッていう。
(石田)口の中って 味わいのセンサーが

いっぱいあるので→
舌で いろいろ転がしながらとかやると→
甘みとか酸味とか塩味とか苦み みたいなのを…。
あるんですよ。
こう ゴロゴロゴロゴロやってると。
塩味が どこにあるんだろうって
今 探したらありました!
横って よく言われたりするんですけど。
あっ 面白~い。
(石田)赤ワインを じゃあ
さっきのソース風にっていうか。
おお~! 確かに。
う~ん!味わいは広がる。
(石田)そうなんですよ。
これは最高のシンプルなでも 一番おいしいソースかもしれない。
石田さんが泊まる町の
ゲストハウスを訪ねた。
 スタジオ 
すごっ。 かわいい部屋。
かわいいですよね。