ブロックをびっしり覆うほどに成長。
すると…。
(いとう)きた!(山崎)う~わ!(大島)不思議~。
(いとう)うわ~!

(山崎)すげえ~!(大島)なんで~?→
不思議だな。
そう こうしてできたのが私たちが食べている部分。
この栽培法 菌床栽培といって→
実は 平成に入って全国に広がったもの。
おかげで季節に関係なく


シイタケを食べられるようになりました。
出荷量をコントロールしやすい
菌床シイタケは 生鮮食品売り場へ。
そのほぼ100%が 鮮度を生かした
生シイタケとして販売されています。
(いとう)なるほど。
(山崎)はぁ~。へえ~。
あの にゅ~って出るとこ
面白かったですね。
ちょっと せっかくですから…
(大島)すご~い。
シイタケにしてみれば
これが全部 シイタケなんですよね。
だから本当は これをこうやって
食べる感じで…。(笑い)
ぜいたくなのか…。
どんな味が…。(笑い)
かわいいシイタケ。
もちろん生シイタケがあっての干しシイタケではございますが→
今度は 干しシイタケとなりますと
また生産のナンバーワンが→
場所が移りますね。
はい。 今度 大分県になります。
えぇ~!
さあ 見てみましょう。 大分県です!
次なる舞台は 大分県。
なんでも 干し専用のシイタケがあるというんです。
(大島)専用のシイタケがあるんだ。
こちら 干しシイタケ一筋 50年。
(大島)ほう~ 50年!

(山崎)名前は米作りなんだけど。(大島)稲生さん。
一見 農作業とは無縁の道具を積んで
向かったのは 山の奥深く。
…の! 更にまだ奥!
(作動音)
(大島)めっちゃ力仕事。
何やら 木を切り始めました。
そこで取り出したのは こちら!
シイタケの菌が たくさん詰まっています。
続いて ドリルで
次から次へと木に穴をあけて…。
菌をトントン打ち込んでいきます。
その数 なんと…
(大島)えぇ~!
(いとう)すごいな! 2万個 トントンすんの?
この栽培法
原木栽培という昔ながらの方法。
枝をかぶせて
直射日光が当たらないように保護。
菌が繁殖するまで寝かせます。
かたい生木の中で育つのを待つこと 実に…
(大島)えぇ~!
(山崎)大変…。
(いとう)だから高いんだ 干しシイタケ。
樹皮を剥がしてみると… ほら内側には 白い菌糸がびっしり!
しかし 簡単にシイタケが
生えてくるわけではありません。
実は 暑さが大の苦手で
日光に当たりすぎると…。
そこで 毎日の日課がこれ。

1本20キロもある木をひっくり返し日当たりをこまめに調整。
(大島)すごい大量…。
(山崎)こんなことしてんの…?
やがて かたい樹皮を破り…。
(いとう)きた! この映像 好きだわ。→
うわ~ すご~い。
(ゲスト一同)うわぁ~!
こうして手塩にかけて育てたシイタケ。
やっと収穫できた! と思ったら…。
そのほぼ100%が 乾燥機行き。
この原木のシイタケ 生で出回るものはほとんどないんですって!
なんか もったいな~い!
はあ~!大変。
実物をお見せしましょう。
持ってまいりました。
原木栽培のシイタケは
こんなふうに生えています。
(いとう)おっきいね!
(大島)オブジェみたい。
えぇ~?
「偽物みたい…」って そんな言い方…。(笑い)
(大島)きれいすぎて。
確かにね…
(いとう)やだやだ。
(大島)偽物なんだ!
偽物なんですけど…。
忠実に再現したんですよ。
まっすぐすぎて 木が。
かわいい~ かわいい。
両方とも生の状態です。