>>どうもありがとうございました。
♪♪~(「HOWEVER」)
人気ロックバンド GLAYのTERUが作る のり弁。
雑誌の特集で実現した
人気ミュージシャンの知られざる素顔。
企画したのは この名物編集長。
雑誌の世界で新風を巻き起こす敏腕編集長。
植野が手がける食の専門誌は 毎月…
読者の胃袋に訴えかける独自の視点や斬新な企画で→
出版不況を乗り越えてきた。
♪♪~
そんな植野は とにかく…。
食べる。
食べる。
食べる。
目指すのは 食いしん坊 日本代表。
そのいでたちに質問せずにはいられなかった。
どうやら 一つの事に
とことんハマる性格のようだ。
凝り性の性格は
食べ物の事になると更に拍車がかかる。
この日の昼食は かけそば。
トッピングの味わい方を研究していた。
食については 妥協しない。
それは 取材する我々に対してもだった。
2年前から
編集長のポストに就いている植野。
現在 11人の編集者を束ねている。
更に 記事を書くライターやカメラマンを合わせれば→
スタッフは 100人を超える。
植野は 編集者たちが考えた企画や仕上げた原稿→
写真 その全てをチェックする。
「男子 厨房に入ろう」をコンセプトに創刊された食の雑誌は→
今年 29年目を迎える。
単なる店紹介のグルメ情報誌ではない。
一つの食材を
いかに味わい尽くすかといった→
奇抜な特集や
名店秘伝のレシピを公開する斬新な企画。
更に 料理の背景にある
作り手の思いを掘り下げるなど→
食に関する情報や文化を
発信し続けてきた。
そして 植野が編集長になるや→
更に徹底した現場主義が貫かれている。
例えば この餃子の特集。
過去 他の雑誌でもやり尽くされている内容だが→
植野にかかると…。
僅か3軒を紹介するために→
東京にある100を超える餃子店を
食べ尽くすという熱量。
とことん やり抜く姿勢が
読者から絶大な信頼を勝ち得ている。
植野が編集長になってからは…
植野自身も 徹底して現場に出る。
この日は 都内にある 去年
オープンしたばかりの焼きそば専門店。
店主は 26歳。
この店も植野が足で見つけ出した。
まだ世間に知られていない
取って置きの味を探し求める植野。
食べ歩く店の数は 年間およそ600軒。
その一つ一つを…。
自分の足で…。
自分の目で…。
自分の舌で 確かめる。
それが 編集長 植野の強みだ。
新たな特集の打ち合わせが始まった。
テーマは 「東京の味わい方」。
編集部員や ライターたちが
リストアップしたのは→
東京で自分の大切な人を
連れて行きたいと思う店。
その数 およそ150軒。
これを編集部員11名で手分けして試食し店を絞り込む。
編集長の植野も調査に当たる。
それにしても 植野はどのようにして雑誌に掲載する店を決めるのか?
一つ その手がかりを教えてくれた。
この日 向かったのは 今年1月に開業したばかりのイタリア料理店。
店に初めて行く時は
もちろん素性は明かさない。
いつもどおりの調査を行ってもらうため
カメラを遠ざけた。
今回の目的は 一人でも
気軽に楽しめる店かどうかの見極め。
営んでいるのは 30代の夫婦。
店主の夫が料理を作りソムリエでもある妻がサービスを担当。
早速 調査を始めた。
量は調節できるという。
これなら 一人で来た客でも
さまざまな種類の料理を楽しめる。
更に植野は たけのこのローストに合う
ワインを尋ねた。
ワインの知識も豊富のようだ。
そして植野は気になるメニューを見つけた。
料理に対する考えや 店に込めた思いも
それとなく聞き出す。
1時間半後 植野が戻ってきた。
店主に事情を説明しカメラを入れさせてもらった。
(植野)職人さんに関するストーリーを