要介護度が5から4に回復した。
≫想像以上に大変なリハビリ。
郁夫さんは散歩が終わるといつも手がしびれるという。
それでも…。
≫郁夫さんが行っている介護には特徴がある。
その1つが敬語を使うこと。
≫一体なぜ敬語を?
≫母と息子という関係ではなく
敬語を使うことによって
お客さんと接する介護ヘルパーを
演じているという郁夫さん。
そうすることで
認知症による暴言やわがままも
受け入れやすくなったという。
≫それでも我慢できないときに見るのが、この貼り紙。
≫今でも1か月に一度は
見ることがあるという。
郁夫さんにとって久々の休日。
この日は車で外出をする。
≫この親子ドライブには
母の気分転換と同時にある目的があった。
≫出発してから1時間。
到着したのは糸島市の海岸。
なんと2人は釣りをするという。
≫実は、母・郁代さんは大の釣り好き。
病気をする前は、大きな鯛を
何匹も釣り上げていたという。
そこで、リハビリが始まったとき
目標にしたのが
もう一度
釣りに行くことだったのだ。
今年3回目の挑戦だという。
≫急いでリールを巻く郁夫さん。
すると…。
≫見事に釣り上げたのはシロギス。
≫場所を砂浜に変え
夢中で釣りを続ける2人。
≫自宅での苦労も忘れて
最高の1日となった。
午後6時過ぎ。
≫リハビリの1つとして母は夕食の準備を手伝っている。
この日は
セロリの酢漬けの準備。
左手が不自由なため
危なく思えるが…。
≫今まで
怪我をしたことはないという。
≫仕事を終えた妻の美津子さんも
食事作りに参加。
≫この家には
郁夫さんの弟家族を含め
12人が暮らしていた。
以前は、その夕食を毎日母が1人で作っていたのだ。
食事ができるまでの時間
更に左手のリハビリを。
コップを持とうとするが…。
病気の影響で、意思に反して別の動きをしてしまう。
≫しかし、少しずつ
改善もしてきているという。
夕食の準備ができたころ
自動車販売を手伝う郁夫さんの長男も食卓に。
父が介護する姿を
間近に見てきた長男は…。
≫一方、妻の美津子さんは
手伝いたくてもできない介護の難しさを感じていた。
≫ただ、この6年間
母を支えていたのは
息子の郁夫さんだけでは
なかった。
孫は、専門知識や
時には力仕事で支えてくれた。
更に、かわいいひ孫も背中を支え
これからも病気に立ち向かう力をくれた。
郁代さんの懸命なリハビリが
家族の心を一つに。
当番組は同時入力の為、誤字脱字
が発生する場合があります。
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≫日本列島の上空に
寒気が流れ込み
大気の状態が
不安定になっています。
≫真夏のような暑さから一転して
各地で、ひょうや
猛烈な雨が観測されています。
≫まさにバケツをひっくり返したような大雨。
午後3時ごろ、福島県の三島町で
撮影された映像だ。
県の雨量計では
10分間で18ミリの雨が
記録された。
単純計算すると、1時間でおよそ100ミリに相当する
猛烈な雨に
見舞われたことになる。
同じころ、会津若松市内の駅では
大粒のひょう。駅のホームに大量の
氷の粒が降り注ぎ
みるみる白くなっていく。
≫会津若松市内