だから 何もしていないのに筋肉が増えると考えられているんです。
以上 本日の模型劇場
「アイの身代わり」でした。
(島崎)かわいい。
(拍手)
かわいい~。
(拍手)
(木村)カーテンコール。
(島崎)カーテンコール!(笑い)
すごいですね!
身代わりになるんですね。
さあ 大豆タンパクのすごさは
ご覧頂いたでしょうけど→
さっきも言いましたよね 鶏肉なんかも
上質なタンパク質だとかって。
タンパク質は
ほかに いっぱいありますよね。
それが なんで今ここへきて
「大豆」というふうに言っているのかは→
説明をして頂ける先生
ご紹介をいたします!
徳島大学大学院
宇宙栄養研究センター センター長→
二川 健さんです。 どうぞ!
ようこそお越し下さいました。(拍手)
よろしくお願いしま~す。
(拍手)
ほかのタンパク質もあるのに
なんで大豆タンパク質なんだ?
肉 魚もいいけれど 今回は大豆だ!
という解説をお願いいたします。
確かに お魚もタンパク質というのを
含んでおります。
こういうふうな形ですね。
肉も もちろんご存じのようにたくさんタンパク質 含んでます。
はい。
(木村)いっぱい入ってる。
いっぱい入ってます。
形 よく見とって下さいね。
大豆も たくさん含まれてるんですが…。
さあ…。
アイちゃんの頭に
よく似てるということですね。
これを
この大豆タンパク質は持っていると。
これは ないんだけれども 肉 魚。
この突起のおかげで→
アイちゃんが自由に動けるように
なるんだというのを…
(島崎)えぇ?
そう! 二川先生が大豆に関する大発見に行き着いたのは→
宇宙空間で さまざまな研究が
できるようになった おかげなんです。
帰還した宇宙飛行士たちは
ある重大な問題を抱えてしまいます。
それは…
僅か2週間ほどの宇宙滞在でも→
自力で立つことができないほど
弱ってしまうのです。
一体なぜ これほど急速に
筋肉が衰えてしまうのか。
二川先生たちの研究も始まりました。
宇宙空間では 地上で常にかかり続ける重力の負荷が ほとんどありません。
そのため寝たきりの人のような筋力低下が
その何十倍もの速さで進みます。
二川先生は 筋肉の内部で
どんな変化が起こっているのか→
マウスを使って詳しく調べました。
その結果運動しない状態になると あらわれ→
筋肉の修復を邪魔し始める
特殊な物質があることを発見!
その一つが 「ユビくん」こと…
更に 二川先生は…
ついに大豆が その働きを
ブロックすることを突き止めました!
カギを握るのは…
構造というのは なんか専門的な…?
はい こちらです。 先生 お願いします。
これが…。ダイちゃんの頭のところ。
(木村)似てるっていうことですか?
(二川)非常によく似てますね。
(山根)ほぼ一緒。
ここが頭のてっぺんです。この頭のてっぺんが→
ユビくんと くっつく。→
立体構造がそっくりなんです。
(木村)へえ~。
(山根)はぁ~…。
(二川)ピタッと合います。
(島崎)はあ~ すごいね。
だから身代わりになれる。
(二川)そうです。
そういう構造を
してないんですね。
だから 分解してしまったら
全部アミノ酸になってしまうので→
内容は一緒なんです。
でも最近の研究で→
分解の途中のものが→
そのまま体の中に入ってくるってことが分かったんですね。→
だから こういう構造を持ってるって