2019/06/08(土) 16:30〜17:55 スーパーJチャンネル[字]
こちらの映像なんですが
東京・足立区のスーパーの
乳製品売り場です。
牛乳の売り場を見ると
ここなんです。
この右側の牛乳
これが今日入荷されたものです。
そのままの値段。
カメラさん左に振ってもらえますか。
これらの牛乳は10円引きの
シールが貼ってありますよね。
これがきのう入荷した分。
1日たったものなんですね。
今日は売れてしまったか
ないんですが
2日たったものは
20円引きとして
横にあった場合は
並べているということですが
実は、このシステムを
導入している
スーパーの店長の方に
今日は売り場に来ていただきました。
長谷川さんです。
よろしくお願いいたします。
≫よろしくお願いします。
≫さっそくなんですが長谷川さん
この値引きシステムを導入して
お店側としてはどんな効果、メリットが
あったんでしょうか?
≫こちらのお店でもこのやり方を始める前は
賞味期限ギリギリなところで
値引きを行っておりました。
そうしますと
どうしても処分品
見切り品といった形に
なりますので
お客様がお手に取りづらいという
結果になりまして
廃棄が出てしまうということが
ありました。
でもこのやり方を始めてからは
廃棄がほとんどゼロになったという形であります。
≫ギリギリで値段を下げると
そこで売れなかった場合
全部それが廃棄処分になる
それが防げるということなんですね。
≫そうですね。
≫見切り品、処分品っていうのは
一般のお客さんが手に取りにくい
というのがあるんですか?
≫やはり日にちが今日まで
明日までといったところですと
やはり鮮度的にお客様が
納得できない部分も多いと思います。
≫それに比べると
段階的に値引きしていれば
手に取りやすいというのが
あるんですかね。
お客さんの反応って
どうですか?
≫こちらのように
当日に入った商品が欲しいお客様は
こちらを買っていただけると。
きのうの日付でも
10円引きになっていれば
こちらでいいというお客様は
こちらを手に取って
いただけるということで
非常にお客様も
値引きというのが
手に取りやすい形になったかと
思います。
≫選択肢が
増えるということになりますね。
長谷川さん、お忙しいところ
ありがとうございました。
≫ありがとうございました。
≫小林さん、今の段階的値引き
どうご覧になりましたか?
≫すばらしい取り組みじゃないかなと思うんですが
そもそも、日付が違うと
こういう値引きの仕方が
できない場合には
必ず売れ残ってしまう。
そうすると、このスーパーさんは
違うと思うんですが
一般のスーパーさんで
考えたときに
日付を
一定にそろえなきゃいけない。
場合によっては
鮮度のいいもの
新しいものを店頭に
入れられないということもあって
こういうやり方を
することによって
常に鮮度のいいものを
お客さんが選べる
能動的に選べるという状態にある