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2019/06/11(火) 00:20〜01:10 プロフェッショナル 仕事の流儀「食いしん坊の覚悟〜雑誌編集長・植野広生〜」[解][字][再]

♪♪~(「HOWEVER」)
雑誌の特集で実現した
人気ミュージシャンの知られざる素顔。
企画したのは この名物編集長。
トッピングの味わい方を研究していた。
現在 11人の編集者を束ねている。
更に 記事を書くライターやカメラマンを合わせれば→
写真 その全てをチェックする。
「男子 厨房に入ろう」をコンセプトに創刊された食の雑誌は→
今年 29年目を迎える。
植野にかかると…。
とことん やり抜く姿勢が
読者から絶大な信頼を勝ち得ている。
植野が編集長になってからは…
植野自身も 徹底して現場に出る。
この日は 都内にある 去年
オープンしたばかりの焼きそば専門店。
店主は 26歳。
まだ世間に知られていない取って置きの味を探し求める植野。
食べ歩く店の数は 年間およそ600軒。
その一つ一つを…。
自分の足で…。
自分の目で…。
自分の舌で 確かめる。
それが 編集長 植野の強みだ。
テーマは 「東京の味わい方」。
編集部員や ライターたちがリストアップしたのは→
東京で自分の大切な人を
連れて行きたいと思う店。
その数 およそ150軒。


これを編集部員11名で手分けして試食し店を絞り込む。
編集長の植野も調査に当たる。
一つ その手がかりを教えてくれた。
この日 向かったのは 今年1月に
開業したばかりのイタリア料理店。
店に初めて行く時は
もちろん素性は明かさない。
いつもどおりの調査を行ってもらうため
カメラを遠ざけた。
営んでいるのは 30代の夫婦。
店主の夫が料理を作りソムリエでもある妻がサービスを担当。
早速 調査を始めた。
量は調節できるという。
これなら 一人で来た客でも
さまざまな種類の料理を楽しめる。
更に植野は たけのこのローストに合う
ワインを尋ねた。
ワインの知識も豊富のようだ。
そして植野は気になるメニューを見つけた。
料理に対する考えや 店に込めた思いも
それとなく聞き出す。
1時間半後 植野が戻ってきた。
一体 植野は何を感じたのか?
店主に事情を説明し
カメラを入れさせてもらった。
(植野)職人さんに関するストーリーを
ちょっと知ることで→
ただ おいしいだけじゃなくて
味わいが深まる。
植野は 一人でも東京を味わえる店として


この店の掲載を決めた。
おいしさとは何か。
その一つの答えを 植野は取材先の高知県で見つけた。
高知の食文化…
土佐弁で「宴会」を意味する。
この日は 年に一度の 大おきゃく。
街全体が宴会場になり商店街のど真ん中に畳を敷き→
おきゃくの特徴は
誰でも自由に参加できること。
見知らぬ者同士が 酒を酌み交わす。
初対面であっても酒や料理を通して すぐに打ち解け合う。
そんな食文化が ここにはある。
そこに 食本来の楽しみがあるのではと植野は言う。
読者が自宅でも
作る事ができるというのがウリだ。
読者が作るという視点が
おろそかになっていた。
誰のための雑誌なのか。
伝える覚悟を持って記事に当たったか。
特殊な調理器具を使わなくても
作れる方法。
それが記事に加えられた。
元気が欲しい時 足が向いてしまうそんなお店。
植野さんにも
元気をもらえるお店があるとのこと。
せっかくなので 食レポをお願いします。
(植野)すいません 入ります。
20年以上 通い続けているという植野さん。
オススメは何ですか?
800円です。

(植野)はい。
それにしても 植野さん→
このお店の何が元気のもとなんですか?
「解放される」という言葉を
連発する植野さん。
ふだん 一体どんなプレッシャーを
抱えているというのだろう。
植野さんが出版社で働き始めたのは
27歳の時。
財テク誌で株価や税金の記事を担当する

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ikatako117

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ikatako117