そして、運転テストをして第三者が判断し
高齢者限定免許を
交付することなども
検討されているということです。
政府は今月末に閣議決定します成長戦略に
新しい運転免許や交通事故への
対策を盛り込む方針で
早ければ来年以降に

導入されるということです。
≫９５歳まで生きるには
夫婦で２０００万円の貯蓄が必要。
金融庁の審議会が
報告書を公表してから８日
急転直下、金融庁のトップが
まさかの受け取り拒否だ。
≫参院選を前に突如巻き起こった
老後２０００万円問題。
≫自民党、二階幹事長も…。
≫ピリピリムードに…。
頭をよぎるのは２００７年の


消えた年金問題だろうか。
その年の参院選で
自民党は惨敗した
苦い記憶があるのだ。
≫一方、野党は…。
≫予算委員会の開催を要求し
この問題を追及する構えだ。
≫この金融庁の報告書問題で
政府・与党は火消しに躍起になっております。
スタジオには
政治評論家の有馬晴海さんに
お越しいただきました。
よろしくお願いします。
昨日、有馬さん
久々に国会論戦がありまして
中心問題は、金融庁の
報告書問題だったんですが
本来、国会論戦の主戦場…。
昨日は決算委員会ですが
主戦場は予算委員会で
ただ、予算委員会が
いつから開かれてないのかを
見てみると
ずっと衆議院でも参議院でも
開かれていなかったわけです。
これ野党は言っても
開いてくれないんじゃないかって
言っているようですが
有馬さんはどう見ます？
≫まず、予算委員会は

予算を議論する場だけではなくて
予算にかかわる全てですから
世の中のこと全てを
議論できるんですね。
テレビ中継もあります。
ですから野党はここで
追及したいんですが
まず数が少ない、具体的な提案が
できないというところで
与党が逃げてしまった。
与党とすれば安全運転で
参議院選挙を逃げ切って
今、改憲勢力が衆議院も参議院も３分の２ありますが
なるべく参議院は減らさない
という選挙をやりたい。
もしやるのであれば
衆議院とダブルでやっても
減らしたくないという
作用が働いていたんですが。
昨日の論戦を見て
国民にこういう姿を見せるのが
国会のあるべき姿だと
思いますよね。
≫もう１つ逆の
見方をしている人たちもいて
野党は開かせられなかったじゃ
ないかと
見ている向きもあるんですが
この点、どうでしょう？
≫まず安倍総理は

１２年前、失敗しているといわれています。
その失敗で今は総理のプロだと
自民党の中で言う人がいるんです。
つまり、総理を続けるためには
どうすればいいかというのを
１２年前に会得して
その反省に基づいて今、やっていると。
ですから、答弁を
野党から追及されないようにとか
かわし方とか
そういうのがすごくうまいと
言われているんですが
逆に、野党は
対案を具体的に
示すことがなければ
やっぱり国民の皆さんの気持ちを
つかむというところまで
いかない。
平行線という感じではないでしょうか。
≫この予算が通ってから