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2019/06/12(水) 23:50〜00:15 ニュース「日イラン首脳共同記者発表」関連[字]

>>時刻は11時50分になりました。
この時間はイランを訪れている安
倍総理大臣と、
ロウハニ大統領の共同記者発表に
ついてお伝えします。
日本の総理大臣として41年ぶり
にイランを訪問している安倍総理
大臣。
テヘラン北部の宮殿で、ロウハニ
大統領との首脳会談を行いました。
会談で安倍総理大臣は、
エネルギーを依存する日本にとっ
て、
中東地域の平和と安定は死活的に
重要だとして、
偶発的な武力衝突などを避けるた
め、緊張緩和に向け、
アメリカとの対話など、建設的な
対応を取るよう働きかけたと見ら
れます。
>>会談で安倍総理大臣は、
エネルギーを依存する日本にとっ
て、
中東地域の平和と安定は死活的に
重要だとして、
偶発的な武力衝突などを避けるた
め、緊張緩和に向け、
アメリカとの対話など、
建設的な対応を取るよう働きかけたと見られます。
またイランを巡る核合意から、ア


メリカが一方的に離脱し、
制裁を強化していることに対し、
イランが強く反発し、
合意の一部を履行しないことを表
明したことを踏まえて、
核合意への支持を伝え、着実な履
行を求めたと見られます。
アメリカとイランの対立で、
中東情勢の緊迫の度合いが増す中で、
イランを訪れている安倍総理大臣、
ロウハニ大統領との首脳会談に臨み、両首脳はこのあと、
記者発表することにしています。
ではここからは政治部の外務省担当の志賀記者、
そして国際部の禰津デスクとお伝
えします。
まず志賀さん、今回の首脳会談、
日本側のねらい、どういったとこ
ろにありますか。
>>ねらいは、緊迫しているイラ
ン情勢の緊張の緩和です。
安倍総理大臣としては、
トランプ大統領との親密なこの関
係と、イランとの伝統的な友好関
係という、この2つの関係を生か
して、
緊張の緩和に向けた働きかけを行
う考えです。
日本は中東にエネルギーの供給拠
点を置いておりまして、中東情勢
の安定は極めて重要で、安倍総理


大臣はこれまでの日米首脳会談で
も、繰り返しイラン情勢について
取り上げてきました。
先月の日米首脳会談では、安倍総
理大臣がイランを訪問する考えを
トランプ大統領に伝えると、
トランプ大統領は賛同する考えを示し、
訪問するタイミングは早いほうが
と述べたということです。
トランプ大統領もイランとの戦争
は望んでいない、あるいはイラン
の体制の転換は目指さないとして
いまして、ロウハニ大統領との会
談の中で、安倍総理大臣がどのよ
うなメッセージを伝えたのか、ま
たアメリカとの関係を巡って、ど
のようなやり取りを交わしたのか
が注目されます。
>>そして禰津さん、一方でイラ
ン側のねらい、どういったところ
にあると思いますか。
>>イラン側としても、圧倒的な
軍事力を持つアメリカとの衝突と
いうものは、もちろん望んでいな
いわけです。
このため友好関係にある日本の安
倍総理大臣の訪問というものは非
常に歓迎していまして、緊張緩和
につながることを期待しているの
だと思います。

またイランが国際社会から孤立し
ていないことをアピールする機会
とも捉えていると思います。
しかし一方で、イランとしては一
刻も早くアメリカの制裁が解除さ
れて、日本など、外国諸国とビジ
ネスが再開できる環境を整えてほ
しいと考えているわけです。
このため、日本がアメリカの制裁
にいわば屈することなく、イラン

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