殺菌などのために
漂白剤を使っていたので
真っ白でした。
業界の常識に疑問を抱いた
中田社長は
先駆けて無漂白のモヤシを
開発しました。
しかし…。
≫ところが半年後見た目が悪くても
無漂白のモヤシを
大量に買いたいという声が上がったのです。
安全な食生活を
テーマにしていた生協です。
≫食の安全が社会問題になる中
無漂白のモヤシは売れに売れ会社は急成長。
無漂白モヤシが
業界の常識となったのです。
次に、中田社長が乗り出したのが
カイワレ大根の生産です。
危機は突然やってきました。
≫1996年に起きたO‐157による食中毒事件。
感染源と一時疑われたのが
カイワレ大根でした。
後に疑いは晴れますが
風評被害から会社は倒産の危機に陥りました。
≫当時、工場長だったのが
安藤さんです。
≫そんなとき
中田社長が口にした言葉が
今も頭に残っているそうです。
≫中田社長に応えるように社員は奮起しました。
カイワレが売れない分
モヤシで挽回を狙います。
≫販路のない外食産業などに
モヤシを売り歩いた社員たち。
危機を乗り越え
これが新たな原動力に。
リスクを分散する経営です。
生産する品目を増やすことにしました。
そこで目をつけたのが
当時、健康ブームのアメリカで売れていた
ブロッコリースプラウトなどの
発芽野菜です。
栄養価が高く
健康にいいといわれる
ブロッコリースプラウトは
大ヒット商品となりました。
更に、中田社長は
ヨーロッパでは
日常的に食べられている
ちこりを現地で知り
日本で生産しました。
生産する発芽野菜の種類が増えるにつれ
店頭の専門コーナーも充実。
いまや定番商品に。
≫二度のピンチを乗り越え
会社を成長させた中田社長は
今、地元を元気にしています。
≫年商130億円の発芽野菜王国を作り上げた
中田社長が
今、取り組んでいるのが
地元・中津川市の地域再生です。
発芽野菜のテーマパークを作り
年間30万人の
観光客誘致に成功。
そして、高齢者の雇用を
生み出すこともできました。
現在、44人のシニアが
元気に働いています。
≫更に、地元農家の
休耕地を活用して
ちこりも育てています。
食の安全から地方創生へ夢は広がります。
≫年間30万人が訪れる
レストランなんですが
これ以外にも地元産の米ですとか
みそを使うので地域の応援に貢献しているそうなんですね。
≫某野球漫画の
主人公のお父さんが
やはり、伝説の名人ということに
なるんでしょうか。
ちゃぶ台をひっくり返し
その飛距離や
芸術性を競う
それも世界大会が
岩手県で開かれました。
≫ちゃぶ台が飛ぶ、飛ぶ、飛ぶ!
某野球漫画の名シーンを
ほうふつとさせるちゃぶ台返し。
日ごろのうっぷんを叫びながら
サンマのおもちゃが乗った
ちゃぶ台をひっくり返し
サンマの飛距離や
パフォーマンスを競います。
≫感謝を叫ぶ参加者や…。
そんな中…。
≫優勝したのは8m25cmの好記録をたたき出した男性。
惜しくも世界記録更新とは
なりませんでしたが
世界チャンピオンTシャツが