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2019/06/15(土) 17:30〜18:00 ダーウィンが来た!選「赤ちゃんライオンに密着!びっくり育児術」[解][字]


岩の上に生後1か月ほどの赤ちゃんがいます。
そして その下には 大人のメスが3頭。

みんな子育て中のお母さんです。
実は このメスたち
共同で赤ちゃんを育てているんです。
偶然 メスの出産時期が
同じになったときにしか見られない→
とても珍しい行動です。
協力して狩りをしたり→
手分けして赤ちゃんの面倒を見たり→
ライオン本来の群れの力を発揮できるんです。
いや~ 力を合わせて
子育てをするなんて→
さすが えらいおん!
えっ? ヒゲじい いきなりですか。ハハハッ。
本来 群れで暮らす
ライオンらしい子育てですよね。
う~ん。 でも ちょっと待った!
それだったら 最初から群れを離れずに→
群れの中で仲間と一緒に子育てをすれば


いいんじゃないんですかね?
確かに そう思うのは ごもっとも。
でもね 群れにいては生まれて間もない赤ちゃんは→
育つことができないんです。
えっ な なんで?
実は群れの中には
赤ちゃんの「強敵」がいるんですよ。
え? 強敵って 一体 誰?
はい その正体は…。
はい!
第2章でお教えします。
え~
早く教えて!
♪♪~
みなさ~ん 百獣の王ライオンにはちょっと意外な弱点があるんですが→
なんだか分かりますか?
今回の撮影を行ったのは雨季のさなか。大雨が降ることも しばしばでした。
乾燥した大地を潤す
恵みの雨と思いきや…→
ライオンたちは雨が大嫌い。
ネコがお風呂を嫌うように ライオンも→
体がぬれるのをとっても嫌がるんです。
雨の日は ひたすら木の下で雨宿りです。
雨が降ると 大平原は
わずか3日で一面の緑に変わります。
そして 雨の後には…→
猛烈な日ざし。
実は ライオンは雨が苦手なだけでなく→
暑さも大の苦手なんです。
日ざしを避けるのも やっぱり木の陰。

涼しい木陰に集まって暑さをやり過ごします。
時間とともに変わる
木の影の形に合わせて ゴロゴロ。
百獣の王が 雨や太陽から
逃げてばかりいるなんて 意外ですよね。
こちらは
「セロネラ群れ」のライオンたちです。
群れのオスが何かに気付きました。
群れに向かってくるライオンがいます。
お母さんと 3匹の赤ちゃんです。
群れから離れて子育てしていたメスが→
赤ちゃんを連れて
群れに戻ってきたんです。
赤ちゃんは生後3か月ほど。
最初に向かうのは父親であるオスのところです。
オスが牙をむいていますが→
これはライオン流の喜びの表情なんだそうです。
赤ちゃんは 初めて見る
体の大きなお父さんに興味津々の様子。
こうした触れ合いを通して→
父親であるオスとの絆を深めていくんです。
しばらくすると
お母さんが移動を始めました。
向かったのは
群れの ほかのメンバーのところ。
仲間と久しぶりに挨拶を交わします。
赤ちゃんも お母さんの後を追って群れの仲間のもとへ。
初めて会う群れのメスが
赤ちゃんを優しくなめています。
年上のお兄ちゃんにも

赤ちゃんからご挨拶。
こうして 赤ちゃんは すぐに→
群れの一員として受け入れられていきます。
メンバー全員に挨拶を済ませた お母さん。
赤ちゃんに お乳をあげる時間です。
ところが お母さんが横になった瞬間→
体の大きな子どもが割り込んできました。
別のメスが産んだ 年上の子どもです。
嫌がるそぶりも見せない お母さん。
実はメスは 自分の子どもでなくても
お乳を分け隔てなく飲ませるんです。
しかし これでは 大きな子どもが
お乳を独り占めしてしまい→
3匹の赤ちゃんは飲むことができません。
赤ちゃんの強敵とは年上の子どもたちのことだったんです。
群れに お乳をめぐる強敵がいることを
知らなかった 赤ちゃんたち。
どうしていいか わからないようです。
なるほど。 強敵が同じライオンの子どもたちだったとは驚きましたなあ。
そうなんです。 小さいうちは

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ikatako117

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