あえて並べることによって→
絵の多様性を
より感じてもらうのが ねらいだ。
高林さんが気になる絵があった。
作家が来場していることが分かり 訪ねた。
ハーイ はじめまして。
スイスの…
動物のイラストは
親友のことを思って描いたものだった。
そうですね。
まだまだ イタリア ボローニャで絵本を探す旅は続く。
後半は すい星のごとく現れた
注目の作家が登場。
そして 想像を超える絵本との出会いに
思わず…。
更に会場では
日本の大物作家との出会いが!
そう あの「かいけつ〇〇」!
なんと今夜未発表 最新刊の内容が明らかに!
何系を買うんですか? 絵本だと。
子どもの頃に読んで好きだった絵本をもう一回 読みたいなとか。
「モチモチの木」…
「半日村」っていう本 知ってる?山があるせいで→
日が半日しか当たらないから
寒いのよ その村が。
でも最終的に
村人みんなで山削ってって→
半日村じゃなくなるっていう。
アハハハ そうなんだ。
みんなで力を合わせれば
いろんなことが…→
山も動くみたいな話なんだよね。
実は あの海外のフェア10年間ぐらい通った中で→
よりすぐりの2冊 今日 選んできて
ぜひ ご紹介させて頂きたいなと。
ぜいたく。
10年分の。
1冊目が この
「まるまるまるのほん」っていう。
これが 実は…
どうやって紙の本が面白いねっていうことを→
伝えようかなっていうのを
日々悩んでた時代だったんですけど。
ちょっと読んで頂いて
遊んで頂けたらいいなと思って。
遊びましょう。
どういうことなんだろう?
読みますよ。 「こんどは ほんを
ちょっと ゆすってみよう」。
揺する? 僕が?
うん。
これで合ってるんですか?
これ 合ってるの?
ガシャガシャ ガシャガシャ…。
童心にかえったつもりでね。
揺すりました。 そして そしたら…
あ~ そういうことなんだ。
「ほら! いいぞー じゃ ためしに
ほんを ひだりに かたむけると」。
…ってなると動くの?
動くのかな?まるまるたちが。
楽しい!
「みぎに かたむけたら…?やってみる?」。
お~ お お お…。
ハハハハ!
すごいね。
やっぱり この本の面白さっていうのはおよそ紙で印刷したものは→
動かないだろうっていう
子どもたちの固定観念というのを→
逆手にとって やっぱ
紙であるからこその面白さを追求した→
一つの形なのかなっていう意味で。
いい本。
高林さんが選んだ
この10年で最も魅力的な絵本の→
2冊目は 後ほど!
「世界はほしいモノにあふれてる」後半の旅 スタート。
訪ねたのは
中世の町並みを大切に保存する→
イタリア ボローニャ。
ヨーロッパ最古の大学が生まれたイタリア文化の象徴ともいえる街。
そんな街で 今回探すのは 絵本!
実は ボローニャは「絵本の聖地」とも言われる。
55年以上続く 世界最大の児童書見本市
「ボローニャ・ブックフェア」が→
そのゆえんだ。
今年は 世界80か国1500近くの出版社が参加し→
版権の売買を行った。
この地を旅するのはベストセラーを生み出す男→
高林淳一さん。
児童書出版社の編集者だ。
顔の形がお尻に似ている名探偵の物語を
世に送り出し→
シリーズ累計発行部数
600万部超えの大ヒット。
フランスやフィンランドなど
7か国で出版されている。
今回 ボローニャで高林さんが探すのは
子どもの心が動く絵本。
(高林)そういうものを「心動く本」なのかな