っていうふうに思ってます。
そして 旅の途中
あのベストセラー作家と遭遇!
大人気児童書「かいけつゾロリ」の
生みの親…
原さんは 買い付けた海外の絵本から
最新刊のインスピレーションを得た!
今夜 そのストーリーの一部が明らかに!
(原)今風な…
果たして どんな物語が
生まれるのか?
絵本を巡る旅 後半 始まる。
ブックフェア 初日。
訪ねたのは イギリスの出版社。
果たして 子どもの心が動く絵本に出会えるか?
紹介されたのは
自信のないヒキガエルの物語。
ある日 森の動物たちは→
氷の上で歌やダンスを披露するコンテストを開催。
動物たちが
それぞれの技を披露する中→
ひとりだけ「自分には才能がない」と
参加しないヒキガエル。
そのあと 思わぬ展開が!
動物たちに引っ張り出されてしまうのだ。
ところが!
ヒキガエルは思いがけない力を発揮。
なんと コンテスト1位に輝いてしまう。
続いて訪ねたのは 斬新な企画が得意なフランスの出版社。
床の上で自由に広げられる
赤ちゃんが触って楽しめる絵本。
カラフルな絵本が多い中
高林さんが目をとめたのは…。
地味な色の絵本。
色が使われているのは 主に「涙」。
子どもたちの涙には
いろんな種類があることを教えてくれる。
もしかしたら 言葉にできない思いを
涙で伝えているのかもしれない。
人には見られたくない涙かもしれない。
けれど 抱き締めてもらえればどんな涙も引っ込んでしまう。
涙が止まると 絵本には
黄色が さし込み始める。
そして ラストには…。
色鮮やかな世界が現れる。
(高林)結構ね…
(高林)サンキュー。
その時!
会場で 思いがけぬ人と出会った。
人気児童書作家の
原ゆたかさん。
代表作は…。
みんな!俺様のことは分かるよな?
いたずらの天才
かいけつゾロリ様だ!
原先生は そのシリーズを
描いてる人なんだぜ!
(ゾロリ)いたずらの王者を目指して修行する
俺様の物語は→
去年まで 小学生が学校で読む人気の本
ナンバーワンに→
11年連続で選ばれたんだぜ!
すごいだろ~!
(ゾロリ)原先生は 夫婦で
旅行にやって来たのに→
ついつい 次の本のことを
考えちゃうんだって!
原先生 ボローニャで
一体どんな本 買ったんだろう?
(ゾロリ)おや? 原先生
もしや この原稿って→
俺様の弟子の物語かあ?
ゾロリせんせ~!おらたちの新刊が出るだよ~。
ちょっと変わった桃太郎が
登場するだ~。
俺様の弟子の物語!
(イシシとノシシ)楽しみに待っててほしいだ~!
ボローニャ・ブックフェアでは
地元の美術学校もブースを出していた。
日本の美術大学に相当し
世界中から学生が学びに来る。
絵本作家を目指す学生が
作品を見せてくれた。
高林さんいわく 日本では今
新しい絵本作家が生まれにくいという。
生計が成り立ちにくいためだ。
この学校の留学生も 今は 日本人はゼロ。
一方で 中国人は
イタリア人に次いで最も多い。
ファッションデザインの仕事を辞めて
ボローニャに来た リさん。
リさんの夢を支え 励ましてくれるのは
それぞれ夢を追いかけるルームメイト。
仲間の遠慮のない意見が
頑張る力になるという。
ここで ちょっとブレイク。
ボローニャの「おいしいもの」をご紹介。
近郊には豊かな田園地帯がある
イタリア ボローニャ。
名物料理は 日本で「ボロネーゼ」と