2019/06/20(木) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]
住宅街にも現れるなど
深刻な問題となっている。
そこで、県は先月から
1匹5000円で
買い取りを開始。
その目的は…。
≫買い取りは、どんな餌や環境を好むのかを調査し
捕獲方法を
検討するためだという。
去年は、およそ半年間で
91匹捕獲されたが
今年は
倍以上のペースだという。
開始から1週間で、その数は…。
≫この状況に専門家は危機感を募らせている。
≫は虫類に詳しい、琉球大学の
戸田守准教授によると…。
≫タイワンスジオは肉食で
ネズミや鳥を捕食する。
現在、主に見つかっているのは
県の中部だが
今後、北部のやんばる地域に
侵入した場合
国の天然記念物で
絶滅危惧種に指定されている
ヤンバルクイナなどが襲われ
生態系に悪影響を与える恐れも。
≫更に
無毒で、普段はおとなしいが
刺激されると一変。
≫子どもが襲われる危険性もあるというのだ。
取材中にも、タイワンスジオが
捕獲されたとの連絡が。
訪ねたのは
うるま市内の公民館。
≫自治会の区長を務める
この男性が捕まえたという。
≫捕獲されたタイワンスジオは
冷凍庫に入れられていた。
≫袋の中を確認すると…。
≫買い取ってもらうためには
冷凍庫で
保管しておかなければならない。
≫捕獲が急がれる
タイワンスジオ。
我々は、ある人物を訪ねた。
≫當真嗣満さん、68歳。
実は、この人…。
≫去年タイワンスジオを見事捕獲。
地元では、ハブ捕り名人として
知られている。
≫そんな當真さんの
最強の相棒が
ハブ捕り犬のハッチー
7歳、メス。
≫ハッチーは捨て犬で
餌を求めて
いつの間にか
當真さん宅の軒先に
住みついていたという。
ハブ捕り犬になったきっかけは4年前。
夜の散歩中のことだった。
≫このとき、當真さんはハッチーが
ハブのにおいを察知する能力に
優れていると確信。
猛特訓を開始する。
これまで6匹のハブを捕獲。
名犬として
地元の新聞にも取り上げられた。
≫今回、我々は
この名犬ハッチーと
タイワンスジオを
捜索することに。
向かったのは
うるま市内の埋立地。
この周辺では
去年、6匹が捕獲された。
すると、當真さんが…。
ハッチーに、袋に入れたタオルのにおいをかがせる。
実は、このタオルには
事前にタイワンスジオのにおいをつけていた。
果たして
見つけることはできるのか?
≫何か察知したのか
ハッチーが茂みの中に。
しばらく
においをかいでいたが…。
≫そのころ
県から買い取りを委託されている
沖縄県環境科学センターに
タイワンスジオを捕獲したという連絡が。
≫捕獲したのは
うるま市の畜産農家の男性。
2時間前に捕まえて
冷凍庫で保管していたという。
≫タイワンスジオがいたのは
牛舎の中。
≫捕獲するためには
事前に登録する必要がある。
男性は去年、登録して