2019/06/21(金) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]


≫特集は地下鉄の忘れ物です。
東京メトロでは
3割が持ち主に返される忘れ物。
うっかり
忘れてしまった人たちには
忘れ物それぞれに
思いがありました。
≫画用紙のようなものを
なくしてしまったのは
専門学校に通う学生。
≫大切なものを落とし急いでいる様子。
職員が該当する品物を探し…。
≫無事に発見。
気になるかばんの中には

不思議な形の紙。
≫この紙でインテリアの模型を
作るのが、大切な課題だった。
ここは飯田橋駅にある
お忘れ物総合取扱所。
東京メトロ管内の忘れ物を


一手に扱う部署だ。
その窓口で
取材班が異変に気づいた。
≫椅子に置かれたままの布の袋。
一体なぜ、こんな場所に?
そこで定点カメラの映像を
確認すると
≫東京メトロの
お忘れ物総合取扱所の椅子に
置き去りになっていた謎の布袋。
≫職員が中身を確認し忘れ物として扱うことになった。
そこで取材班は、ひらめいた。
ちょうど、この日は定点カメラを設置。
その映像を巻き戻してみると
あの布袋を手に提げた女性がいた。
すると…。
10分後、やってきたのは映像に映っていた女性だ。
≫バドミントンが趣味の女性は
2日前ラケットを車内に置き忘れ
この日、引き取りに来たが
今度は、シューズを入れた布袋を忘れてしまった。
≫見つかった喜びのあまり
うっかりすることもあるようなので、ご注意を。
東京メトロの忘れ物件数は
年間およそ65万件。
朝7時半。
管内179駅の忘れ物が一堂に集まってくる。
≫忘れ物は
日付や路線、特徴などを記録し
種類ごとに仕分け。

モットーは「遺失物はお客様の大切な財産です」。
≫大切な財産
一円玉1つでも袋に分ける。
しかし
中には分類が難しいものも。
≫忘れ物は
窓口の奥にある保管室の棚へ。
白いボードは
ふたとして扱うことになった。
そして、ここには
不思議な忘れ物が。
≫子どもが作ったとみられる
手作りのギターは
大切に取り扱い注意に。
中でも目を引く忘れ物が頑丈なジュラルミンケース。
≫ぎっしりと詰まった本。
持ち主はよほどの読書家なのだろうか。
そして
今までにはなかった忘れ物が。
≫街で頻繁に
見かけるようになった
ワイヤレスイヤホンや
電子たばこの忘れ物が急増中。
午後7時過ぎ。
帰宅ラッシュ時になると窓口も大忙し。
≫会社勤めの女性が
電車の座席に置き忘れてしまったのは…。
≫大切な傘が見つかり
ほっとひと安心。
≫そこで

このお気に入りの傘をさせば…。
≫梅雨の今、多い日には
1日に1000本の傘が届けられる。
≫この6日前
駅で傘をなくしてしまった
中学生の栗田拓弥君には
なんとしても見つけだしたい理由があった。
≫今までになくした傘は6本。
今度紛失したら自分のお小遣いで買うのが
親との約束。
梅雨の今、すぐにでも取り戻したいところだが…。
≫忘れ物は
ここで3日間保管されたあと
引き取り手が現れないものは
警視庁遺失物センターへ移されることになっている。
≫後日、傘は
無事、拓弥君のもとへ。
傘を特定できた決め手は
この名前のシール。
拓弥くんが