2019/06/22(土) 16:30〜17:55 スーパーJチャンネル[字]
およそ1689万人に上ります。
まさに働き盛りといえる
世代ですが
雇用形態の内訳を見ると
正規の職員・従業員は全体の半分強の
916万人。
5分の1に当たる371万人は非正規雇用の労働者になります。
今回、閣議決定した
骨太の方針では
就職氷河期世代の人を支援し
3年間で30万人
正規雇用にするという
数値目標を掲げています。
≫テレビ朝日です。
よろしくお願いします。
≫18歳の頃からフリーターを
続けていた浅川さん。
≫10年ほど前
郵政民営化で
アルバイトから
正社員登用ありと聞き
郵便局で働き始めました。
時給1100円から始まり今は1760円まで
上がったそうです。
ひと月フルに働いてなんとか生活できる現状。
当然、保障がある立場では
ありません。
正社員登用試験も
これまで5回受けたそうです。
≫正規雇用を
30万人増やすという
今回の骨太方針の閣議決定は
歓迎すべき動きだったのでしょうか。
≫骨太の方針では
就職氷河期世代の
ひきこもりやニートを支援し
雇用機会を作ることも
示しています。
公益財団法人NIRA・総合研究開発機構が出した
報告書によると、氷河期世代が
このまま高齢化すると
生活保護費の追加予算額は
20兆円。
つまり、少しでも
労働力を増やさないと
いずれ生活保護費だけで
国家予算の5分の1を
使う状況になる可能性が
あるというわけです。
果たして、ひきこもりが
本当に将来
日本を支える労働力に
なり得るのか。
≫ひきこもりを支援している
NPO法人ニュースタート事務局は
就職氷河期世代に
こんな期待をしています。
≫大学中退後におよそ7年間の
ひきこもり経験があるという
44歳の佐藤さん。
3年間にわたる脱ひきこもりの支援を受け
現在は便利屋さんとして
働いています。
≫ひきこもりから脱却後
今は正規雇用で
税金も払い
もちろん年金も納付しています。
≫ひきこもりから脱却したものの
まだ余裕のある生活とまでは
いかないそうです。
≫佐藤さんが考える自分の立ち位置と仕事との関係は
独特の考え方に思えますが
氷河期世代の中で
競争に敗れて、ひきこもりを
経験した人ならではの
特徴だそうです。
≫30代半ばから40代特有の問題と言えるかもしれませんが
仮にこの問題を放置すれば
日本の社会保障に非常に大きな影響が出るということで
このテーマを今日はしっかりと
考えたいと思います。
そして今日は
中継で専門家の方と
結んでお話を伺っていきます。
この就職氷河期世代の取材を
ずっと続けてらっしゃいます
ジャーナリストの小林美希さんです。
小林さん、どうぞ
よろしくお願いします。
≫よろしくお願いします。
≫小林さん、今日ちょうど講演会をやっていて
それが終わったばかりで
市民会館にいらっしゃるんですよね。
よろしくお願いします。
まず確認したいんですがちょうどきのうなんですが
政府が
骨太の方針を閣議決定しました。
この中で就職氷河期世代に対して
正規雇用で働く人を
3年間で