購入したという。
当初は
月々１４万２０００円のローンを
６０歳の定年まで支払い
退職金で完済する予定だった。
ところが…。
≫やはり、この男性も役職定年により給料が激減し
厳しい現実に直面していたのだ。
そこで、男性は不足分を補うために
ダブルワークを始めたという。
≫昼間の仕事は１０時から２０時まで。
そのあと、週に３回
寝る間も惜しみ
深夜、コンビニで
アルバイトをしたのだ。
そのかいあって、一時は
年間８０万円収入が増えたが
代償は大きかった。
≫かつてはふっくらしていた体形が
まるで別人のように痩せ
働けない体に。
更に…。
≫マイホームを守るため仕事漬けの２４時間。
皮肉にも、それが離婚に
つながってしまったというのだ。
孤独になった男性にとって
今、心の支えは
２１歳と１８歳の
２人の娘の存在だ。
家の至るところに
娘たちとの思い出の写真が。
≫妻とともに
家を出ていってしまった
娘たちとのつながりを
なんとか持ち続けたい。
五百円玉のお小遣いには
そんな男性の思いが込められていた。
結局、男性は
マイホームを任意売却。
およそ１０００万円の
借金が残るという。
役職定年に端を発した
住宅ローン破綻の悲劇。
冒頭で紹介した
３０００万円で４ＬＤＫの
一戸建てを購入した
５０代男性もまた
今まさに、家族総出の
引っ越し作業に追われていた。
≫２０年前に３０００万円で
４ＬＤＫの一戸建てを購入した５０代男性。
家族６人で暮らすマイホームを
手放すことになった原因は
やはり役職定年だった。
≫役職定年を迎えると月収が１０万円減り
月々１２万円の
住宅ローンの支払いができない。
思い切って
男性は３０年以上勤務した
機械メンテナンス会社を
退職した。
しかし、どこも
年齢的に正社員では採用されず
アルバイト生活に。
結局家を出ていくことになったのだ。
≫引っ越し費用節約のため
業者は頼まず
子どもたちと協力して
家族総出の引っ越しだ。
≫新居は、歩いて５分ほどの
一戸建ての借家。
男性が勤務先で借りた
軽トラックで荷物を運ぶ。
≫予定していた家賃は月６万円で
１万８０００円もオーバー。
しかし、６人で暮らせる間取りの
家を借りるためには
仕方がなかったという。
≫家賃の不足分は高校生の２人の息子が
アルバイトを始めて
補ってくれるという。
≫住み慣れた家との別れ。
それでもまだ家族一緒に暮らしていける。
子どもたちに
悲壮感は見受けられない。
作業開始から丸２日。
思い出が詰まった我が家は空っぽになった。
≫そして…。
≫これから男性は家族で支え合いながら
人生の再出発をするという。
定年の年齢が引き上げられる一方で
収入が激減するという現実。
当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫１本の間違い電話が
居場所を突き止める
きっかけとなりました。
≫仲間の男が小林誠容疑者をかくまっていた部屋には
２人の女性と
子どももいたということです。
≫小林容疑者がかけた