１本の間違い電話で
事態が大きく
動き出していたことが分かった。
スマートフォンを
自宅に置いて逃げていた
小林誠容疑者、４３歳。
公衆電話で複数の知人に連絡を取っていたとみられているが
電話番号と
相手を間違えた電話が
少なくとも２回あったと
みられることが分かった。
その間違い電話は
逃走から４日目。
おととい土曜日の
午後１１時５５分のことだった。
≫電話を受けたのは
小林容疑者の知人男性だったが
小林容疑者が
話したかった人物とは
違っていたため
すぐに切れたという。
間違い電話だと気づいた
この男性は警察に通報。
発信元をたどると
横須賀市の公衆電話から
かけられていたことが分かった。
≫小林容疑者はおとといの夜に
こちらの公衆電話で
知人に電話をしていました。
警察官が公衆電話を調べたところ
小林容疑者の指紋が検出されたということです。
≫この近くに潜伏している。
疑いを強めた警察が突き止めたのが
自称建設業
幸地大輔容疑者、３８歳の
自宅アパートだった。
≫幸地容疑者は人から紹介されてかくまったと供述。
小林容疑者の身柄が
確保されたとき
部屋には２人の女性と
子ども１人がいたことも
分かった。
部屋からは他人名義の携帯電話のほか
覚醒剤に使う注射器や
パイプなども見つかった。
小林容疑者の知人には
暴力団関係者も多く
その知人らに、逃走の手助けを
頼んでいたとみられている。
１９日の午後１時過ぎ
神奈川県愛川町の自宅から
車で逃走した小林容疑者。
相模原市内の国道を通って
夕方、量販店に立ち寄ったあと
東名高速下り線大和トンネル付近を
走行しているのが
確認されたことから
名古屋方面に向かって逃げている
可能性が疑われたものの
地元に戻り、２つのコンビニと
理髪店に姿を見せていた。
その後、車を厚木市内で乗り捨て
逃走翌日の早朝には知人女性の車に乗って
大和市の知人男性宅まで移動。
その後、鎌倉市内の知人宅に立ち寄ったとみられている。
≫２２日の午後１時に
横浜市の伊勢崎警察署に
出頭すると
予告したものの現れず
横須賀市に移動していた。
警察では、出頭予告は
捜査をかく乱する目的だったと
みている。
≫昨日、富山県から
新潟県糸魚川市に
山菜採りに来ていた
姉妹の行方が
分からなくなりました。
妹は、今日になって自力で下山しましたが
姉の捜索が続いています。
≫新潟県糸魚川市。
姉妹が山に入ったのは
昨日朝のことだった。
≫姉は６７歳、妹は５６歳。
２人は富山県から山菜採りに来ていた。
≫夜になっても帰宅しない姉妹。
心配した家族が警察に通報。
すると、林道で
２人が乗ってきた軽乗用車が
見つかった。
しかし、２人の姿はなかった。
暗い夜の山中で
どうしているのか。
≫日付が変わった今日未明
事態が大きく動いた。
なんと、５６歳の妹が
自力で下山。
住宅に助けを求めたのだ。
足を怪我しているが命に別条はなかった。
姉とは山中で