ちなみに木村さんの どういう関係の…?
[TEL](呼び出し音)
知り合い。村の仲間さん。
[TEL](呼び出し音)
(大和田)あ 4回目鳴った。よし!
[TEL](男性)寒い中 電話ありがとう。
この地区では みんなで…。
(拍手)
[TEL](男性)名前と電話 教えてけろ。
もしもし ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。継続して下さい。(笑い)
よろしく頼みます。
ありがとうございます。
いや~ よかった~。
(拍手)
ありがとうございます。 どうもどうも。
(拍手)
ありがとうございました。
いや ほんとに。
これからもまた 村のために
いろいろ頑張って下さいませ。
ありがとうございました。
どうもありがとうございました。(拍手)
はい それでは留守番電話の使い方ですね
ご説明頂きましょう。
詐欺被害の心理学がご専門
立正大学の西田公昭教授です。
お願いします!
(拍手)
(拍手)
ようこそお越し下さいました。
今 山形の地区の方々が
思い思いの留守番電話を入れてくれて→
まず まあ…。
はい こちらです。
この留守番電話のコツというのを
では 先生にご説明頂きましょう。
(西田)まずはですね とにかく電話には
出ないのが 一番いいわけなんです。→
例えばですね 知り合いの名前が出てきて
「かけてよ」とかいう話だったら→
今まで使ってた電話番号を
使ってほしいんです。
そして 「指示された番号にはかけない」。
(西田)相手がですね…
留守番電話のメッセージですから…
ほんとの息子の声かどうかを確かめることもできますし→
あるいは他の人に聞いてもらって→
これ ほんとに息子なのかとか→
怪しいっていうところを
みんなで検討することができる。→
とにかく指示された電話番号に
かけてしまいますと→
犯人につながってしまって
話がおかしくなってしまいます。
先生は イヤホンとスピーカーの実験
どういうふうに受け止められましたか?
この問題が起きて
もう10年になるんですけれども…
見てる側は どうして
こんな簡単な詐欺に→
だまされるんだろうと
思ってる方が多いんですよ。
それは 今回の実験の結果で
これが一つの大きな理由なんだと。
いくら私たちが説明したり→
被害者の気持ちに寄り添えないんじゃないかっていうふうに思いました。
ほんとにありがとうございました。
どうも。
これからも いろいろ研究お続け下さい。
(拍手)
ありがとうございました。
(拍手)
できれば…
(笑い)(清水)いやいや いやいや…。
(大和田)まあまあ 伝わりますけどね。
よりね 強くね。
さあ 子供世代 孫世代の皆さんも注目!
おじいちゃん おばあちゃんにしっかり説明できるように→
まとめて おさらいします。
まず 最も重要なのは留守電ボタンを ひと押し。
常に留守電設定にしておく。
基本 これだけ。
電話がかかってきても出ないこと。
もし相手から折り返し用に知らない番号を指定されたら要注意!
必ず周りの人や こちらの
専用の窓口などに相談して下さい。
自分で留守電の応答メッセージを
録音する方法をオススメ。
録音方法は メーカーや機種によって
さまざま。
説明書を確認するか 分からない場合は
メーカーに問い合わせて下さい。
次に 吹き込むメッセージの内容。
こちらが参考例です。
注意してほしいのが
名前を名乗らないこと。
個人情報が漏れると 詐欺グループに
つけいる隙を与えかねません。
さて 実際に試してもらった