2019/06/26(水) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]
判決が言い渡されたあとに
裁判所を立ち去る際に
こちらを向くので表情を
見ることができたんですが
その際は顔を赤くしていたように見えました。
そして、涙を一瞬ぬぐうような
そぶりを見せました。
≫裁判長が
さまざま話をしましたが
それを
どのように受け止めているか
廷内にいて
どんな印象を受けたでしょうか。
≫裁判長が
判決文を読み上げたあとに
説諭といいまして
なぎさ被告に関して
コメントをするんですけども
その際は
はい、はいと
比較的、初公判のときと比べると
力強い声でうなずいていた
シーンがありました。
≫真摯に
それを受け止めているという
感じはしましたか?
≫印象としてはそういう印象を受けました。
≫千葉地裁は懲役2年6か月
執行猶予5年の判決を言い渡したわけですが
法律家はこの判決を
どう見たんでしょうか?
≫この判決について
元検事の大澤孝征弁護士に
話を伺いました。
大澤さんはまず求刑2年というのは
執行猶予をつけていいとの
検察の意思表示だったと
解説します。
そして、実際に今日出たのが
2年6か月、執行猶予5年の
判決となったわけですが
裁判所が今回
2年6か月としたのは
検察に厳しい姿勢を求めたと
考えられるとみています。
一方で、執行猶予がついた点は
裁判所としてもなぎさ被告が
夫の暴力の
支配下にあったことなどを
考慮して
本来は実刑でもおかしくないが
執行猶予の上限である
5年としたのではないかと
お話されていました。
≫母親の裁判はこれで判決が出たわけですが
父親の勇一郎被告の裁判
これは、いつごろどんな形で始まっていくんでしょうか?
≫勇一郎被告については
まだ公判前の整理手続きが
1回目が行われた段階でして
初公判の日程等一切決まっていない状況です。
≫まだ分からないんですね。
≫現在では未定です。
≫この事件を伝えてきた私たちが
本当に思うのは当事者であるのは父親、母親であることは
間違いがないと思います。
罪に問われているのは父親、母親です。
でも、心愛さんの心の訴えを
受け止めることができなかった
児童相談所であるとか
あるいは教育委員会といった行政
更には教育の現場である
学校の対応
さまざまなものが重なった
心愛さんという貴重な命が
失われた出来事だったと
思います。
責任は大人たちの世界にあると
私は思っています。
ありがとうございました。
≫次のニュースです。この時期、問題となる
美しき侵略者がいます。
あなたの家の近くでもきれいな花を満開に
しているかもしれませんが
うかつな行動をとると処罰されるかもしれません。
≫ここ、咲いていますね。
特定外来生物のオオキンケイギクです。
≫この可憐な黄色い花は
土手や河原などで
よく見られるオオキンケイギク。
環境省によれば日本全国に分布しているという。
≫一面、黄色い
じゅうたんのように
なっているのは
長野県の河川敷。
だが、この北米生まれの花
美しい見かけによらず
在来の生態系を脅かす
特定外来生物に指定されている。
問題なのは